今日のノエルの失言

今日のノエルの失言

★かつて、♪俺の口はヘリコプターが出入りできるほど大きい(”My Big Mouth”)、
と歌った我らがノエル・ギャラガー兄貴ですが。

英国時間の昨日5/20、ロンドン某所で行われた今年のIvor Novello Awards受賞式でまたもや、やらかしてくれた模様。

★この日は授賞式で「今年の功労賞」を受賞したポール・ウェラー師匠に賞を渡すプレゼンターとして出席した、ノエル兄貴。

その前に出演したアニー・レノックス(元ユーリズミックス)が、
Imogen Heap(International Achievement賞を受賞)に賞を渡す際のスピーチで、

「男優勢の音楽業界で女性アーティストが自分の才能に対し、きちんとした評価を得ることがいかに難しいか?」について長々と述べ、
「これまで自分がジャーナリストから受けた最もバカげた質問は、
『男ばかりのロック界で女性のあなたが活動・生存してくるのはどのくらい大変でしたか?』だった」

と締めたことに対し、

ノエル兄貴は、こんな皮肉めいた突っ込みスピーチを。

「俺は男であり、その”男優勢のロック業界で活動する男”だ。
男優勢のロック業界でやっていくのはどうだい?って訊かれた時も、
いつも『あぁ、最高だよ!』って(堂々と)応えてきたよ」。

このノエルの発言/失言については、
既にUK中のオンライン・フォーラムでも物議を醸し始めている(汗)。

60s以降の欧米社会は、こうした「差別」的なコメントに対して異常に神経質になってきた(性差別や人種差別だけではなく、個人の経済力差別や年齢差別etcあらゆる差別発言に対して日本とは比べ物にならないほど厳しい)。

特にノエル兄貴のような「セレブ」が、こうした公共の場でこんな「明らさまな差別発言」をするのは非常に危険だし、

ふとした失言が原因で国中のメディアに寄ってたかって叩かれ、
場合によっては「○△差別主義者」のレッテルを貼られ、
キャリアまで社会的圧力で潰されてしまった(マジで)、、、なんてケースも結構あったりする。

まぁ言っちゃったことは今更しょうがないけど、
ノエルさん、今後はほんと気をつけて下さいよお~~~。


★なお、このIvor Novello Awardsの詳細&今年の受賞者リストetcは
こちらで。

http://www.nme.com/news/lily-allen/51161

あ、今年の授賞式で大活躍したのは3冠を奪取!したリリー・アレンでした。
児島由紀子の「ロンドン通信」の最新記事
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