3連休最終日、sumikaのツアーファイナル@川崎CLUB CITTA'を観た。
めちゃくちゃ自由かつしなやかな『アンサーパレード』の楽曲たちが持つ魅力を、ライブという場で全開放させるようなアクトだった。
この日だけの豪華なストリングスが入っているからというのももちろんだけれど、
東名阪ワンマン、ジョイントライブ、各地でのフェス、イベント……と長期間、さまざまな形態でのステージを通して得たものを全力でオーディエンスに返そうというバンドの気持ちをひしひしと感じた。
途中、ボーカルの片岡健太が「残り1曲、4分であなたたちの気持ちを変える」と言っていた。
あらゆるマイナスな気持ちをちょっとでもプラスに。
しかも今だけじゃなく、この先一生、何度振り返ってもこの楽しさを思い出せるように。
最後の最後、オーディエンスからの「ありがとうー!」という大きな声が、彼らのそんな思いがまっすぐに刺さったことを証明していた。
『アンサーパレード』はそういうアルバムだし、sumikaの楽曲はそういう曲で、彼らのライブはそういう場所なんだ、だから彼らは最高なんだ、ということを再認識する、素晴らしいツアーファイナルだった。(塚原)
sumika、最高のツアーファイナルを観た!
2016.09.19 21:28