sumika、完全「ふっかつ」!!
ヴォーカル・ギターの片岡の体調不良により、4人でのライヴ活動を休止していたsumika。
ついに完全「ふっかつ」のフリーライヴを開催したので、もちろん行ってきた。
いやーもうすごくいいライヴだった。
ステージに立っているsumikaを来られなかった人にも見てほしいから、RO69用にもらった写真も掲載します！

1曲目の“ソーダ”から、全員、またこのメンバーでステージに立てることが嬉しくて嬉しくてたまらないという感じ。
音も跳ねていて、演奏からもパフォーマンスからも気持ちが溢れだしていた。
2曲目はようやく、また生で聴けた“ふっかつのじゅもん”。
みんなの腕が上がって、いつもの掛け声があって、笑顔があって、なんだか感慨深くなってしまう。

本来、休止しなければリリースツアーで演奏するはずだった『Vital Apartment.』収録のライヴ初披露曲もよかったなあ。
“グライダースライダー”も“チェスターコパーポッド”も“Amber”も。
みんな何度もCD聴いてライヴをイメージしてたんだろうなあと思うくらいの、笑顔と歓声だった。

終盤、片岡が堪えきれずに涙をこぼしながら、「もう音楽できないかと思って毎晩泣いてたけど、目を閉じたらメンバーやスタッフやステージから見るファンの顔が浮かんできて、迷わずここに戻ってこられた」と、そして、「sumikaもそういう、あなたたちにとっての希望でありたい」と語ったMCは最高に頼もしかった。
でも、sumikaって、そもそもそういうバンドなんだよな。
その光を目指して、いつでも帰ってこられる家、住処。
だから、最後に歌われた“雨天決行”は、改めてそんな「場所」になる決意表明に聞こえた。

「またいくらでも会えます！」と言って彼らはステージをあとにしたけれど、この日は、4人でまわれなかったツアーのリベンジという意味も込めて、「Re:Birth Tour」と題した東名阪ワンマンツアーも発表。
生まれ変わって、第2章をスタートした彼らのワンマン、絶対に見逃せない。

最後になったけれど、改めておかえりなさい！（塚原）