ゆず大特集、10月10日発売Hの表紙はこれだ!

ゆず大特集、10月10日発売Hの表紙はこれだ!
すごい1冊が完成しました!
以下、誌面の「ゆず、思い出の道をゆく」特集に掲載している記事の紹介文です。
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ゆずの音楽の根底には「居場所がない」という思いがある。今回のインタビューで北川がそう発言しているけれど、北川が音楽をやる理由と、岩沢が音楽をやる理由とが重なるところもきっとそこで、だからふたりは、ゆずになったのだと思う。そして彼らは、何があっても、ずっとこれまでゆずであり続けたし、きっとこれからもゆずであり続けるだろうと僕は勝手に思っている。なぜなら、ゆずとして居場所を求め続けることがふたりにとっての唯一の居場所だからだ。そして、そんな「居場所を求め続ける」ゆずだからこそ、いくつか大切な場所があることを僕は長年、彼らのライブを観たり、取材をしてきて知っている。それらの場所をふたりと共に巡りながら写真を撮り、それぞれの場所への思いをじっくり訊く取材をしてみたいと僕は以前から思っていた。そして実現した特集が、この岡村、伊勢佐木町、渋谷、そして現在の制作の拠点である横浜のSTUDIO HOUSEという4ヵ所を巡りながらインタビューをする『ゆず、思い出の道をゆく』である。インタビューでも語られているように、当初、この特集は秋にリリースされるはずだったニューアルバムのタイミングで行う予定だった。しかし、彼らは全国ツアーにおいて新曲をライブで届けてからアルバムをリリースするという決断をした。僕は、当初の予定を変えず、むしろそのツアーが始まる前に敢えてこの特集を届けたいと思い、今回の取材をした。今回の決断こそが、ゆずがオンリー・ワンの存在として独自の道を歩んできたこれまでの歴史を象徴していると思ったからだ。そしてインタビューに織り交ぜて、僕が長年、ゆずの取材をしながら感じてきたことも、できるだけあますところなく書こうと思い記事を構成した。是非、10月20日からスタートするツアー「TOWA-episode zero-」、そして来年1月にリリースされるアルバム『TOWA』に向けて、多くの人にこの渾身の特集を読んでほしい。

(古河)
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