3月号、製作中 2010.02.09 17:38 編集部は校了真っ最中。CUT3月号は、毎年恒例「誰も観てない映画55本!」と題し、公開前の映画情報をこれでもか!というほど詰め込んだ号になっています。

個人的に気になるのは、レオ様(死語?)二本立ての『シャッター・アイランド』(写真)&『インセプション』、女子必見な『プレシャス』、ドリュー・バリモア初監督作『ローラーガールズ・ダイアリー』、各映画祭で大絶賛の韓国映画『息もできない』。邦画だったら、1巻から欠かさず読んでる『大奥』実写版。etc、etc。今年も豊作の予感がします。

今回、この細か〜い特集を実質ひとりで担当しているんですが……いつもの忙しさとはまた違う緊張感があります。細かい記事が多いので、チェックする原稿の数が通常の3倍ぐらい! だけど、どれも読んでいて「あ、これ観たい!」と思う作品ばかりなので不思議と苦になりません。ぜひ皆さんもこの号を元に、今年の映画鑑賞計画を立てていただければと思います!

しっかし、表紙の青島刑事、かっこよすぎ。このインパクトがすごすぎて、ここ2週間の脳内BGMはエンディングテーマの“Love Somebody”一辺倒です。校了したら、ドラマの最初から観なおそうっと。(小島)

北野武『アウトレイジ』 2010.02.08 21:37 さっき北野武の最新作『アウトレイジ』の完成披露試写会から帰ってきた。
めちゃくちゃ興奮した。

原点回帰みたいなことを言われているけど、とんでもない。これ、すごく新しい。
なんていうか、ヤクザ・ファンタジー?
とはいえ、三池監督のようにアブストラクトに飛躍しているわけでもない。
というか、もろドンパチ。ドンパチという言葉はこの映画のために生まれた言葉と言っていいほど、見事にドンパチした映画なのである。

とりあえずチェックしてない人は今すぐオフィシャルHPで公開されている予告編を観よう。
http://office-kitano.co.jp/outrage/index.html
ここ最近観たトレイラーの中でもっとも冴えていると思う。
これだけでも何回も観れる。(内田亮)

中島英樹展『Re- Street View/ Line』 2010.02.07 23:23 デザインだけでなく、雑誌そのものの“エッセンス”を、編集部の誰よりも長年支えてくれているCUTのアートディレクターの中島英樹の最新作『Re-Street View/Line』が現在、恵比寿のG/P galleryで展示中。
キャンバスにシルクスクリーンというプリンティングの技術を施して創られたこの作品は、まさにエディトリアル・デザイナーならではの発想がうかがえるニュータイプの表現。去年、中国のアート・ギャラリーを3フロアも占拠した作品『Street View/Line』を新しいバージョンとして作りなおした新作です。
http://www.gptokyo.jp/
展示は3月14日まで。恵比寿に行くことがあるようでしたら、是非、立ち寄ってください。

そのオープニング・レセプションが先週の水曜日に開催されたんだけど、これがまた楽しかった。なんかギャラリーのオープニングが楽しいというのも変な話かもしれないけど、CUTでいつもご一緒させていただいているフォトグラファーも多数出席されていて、仕事ととはまったく違う空間で彼らと接するのは、また違う刺激がある。言うまでもなく、主役の中島さんは常に人の輪の中心にいて忙しそうだったけど(自分も一瞬しか挨拶できなかった)、全体的にフレンドリーなオーラが漂う空間は彼が醸し出してくれていたんだと思う。(内田亮)

今年は『踊る大捜査線』だあ! 2010.02.06 17:29 見てください、この青島の勇姿を!
ヤバイでしょ? ヤバイでしょ?? ヤバイでしょーー???

というわけで、2010年の「誰も観てない映画特集」は、『踊る大捜査線THE MOVIE 3』より青島俊作さんに表紙を飾っていただきます!!

私と小柳のふたりでガンガン取材させていただいたんですが、青島やすみれさんが湾岸署にいるのを見た時はテンションマックス。思わずふたりで顔を見合わせてニヤけてしまいました。

今回は『踊る』のページ内容だけでもすごくてですねえ、
青島(織田裕二)、室井(柳葉敏郎)、すみれ(深津絵里)、真下(ユースケ・サンタマリア)の撮り下ろしショット。
亀山千広プロデューサー、本広克行監督のロングインタビュー。
織田裕二、深津絵里、ユースケ・サンタマリアのインタビュー。
撮影現場メイキングレポート。
考察原稿。
……と、全22ページ!

しかも撮り下ろし写真とスチール写真は、『CUT』が独占初出しです!!かなり気合い入ってますので、楽しみにしていてくださいね。2月19日発売ですよー。忘れちゃダメ、絶対。(上田智子)

第9地区 2010.02.05 22:44 話題の『第9地区』を昨日観た。
評判どおりに、めちゃくちゃ斬新な映画なんだけど、めちゃくちゃ笑える映画だったのが意外だった。
スター俳優を起用してなければ、原作ものでもない。監督も無名というのに、アメリカで大ヒットした理由は、もしかしてその笑いにあったのでは。

宇宙人が登場するSFであることは間違いないんだけど、そのようにコメディの要素あり、アクションの要素あり、社会派の要素あり、モキュメンタリー(偽ドキュメンタリー)の要素あり、と既存のジャンルが絶妙にミクスチャーされているこの映画。そう書くとなんだかわかるような感じもするけど、絶対にこんな映画は観たことないはず。ぶっ飛びます。(内田亮)

BANZAI カエラ! 2010.02.05 09:03 もー、寒い寒い寒い寒い!
この間、極寒の神戸出張から帰ってきたと思ったら、東京では雪降ってやんの。
寒いのが大嫌いなのでつらい日々ですが、さっきオリコンHPみてたら嬉しいニュースが。

2月3日に発売されたカエラちゃんのベストアルバム
『5years』がデイリーチャート1位ですって。
すごーい、やったね!!!!
私は関係ないですけど、心から嬉しいです。

プロモーションで毎日のようにテレビに出ているカエラちゃんですが、今のところ全部追いかけられています。
一番楽しみにしていた『ひみつの嵐ちゃん!』も、さっきワンセグで観ながらニヤニヤしちゃったし…。
このまま武道館2DAYSまで突っ走ってくれることでしょう!

現在発売中の『CUT』では、「Kaela Blog」でも紹介されていたリスザルのあっ君と共演してもらいました。
やんちゃな男の子のあっ君はなかなか言うことを聞いてくれなかったのに、撮影が進むにつれてどんどん仲良くなってしまうカエラちゃんはさすがでした。
この5年間の心の軌跡を訊いたインタビューとあわせて、是非見てみてくださいね!(上田智子)

石橋蓮司! 2010.02.04 15:02 どーん。
泣き叫ぶ赤子を小脇に抱えた奥さん、きっとその泣き声がビタッと止まったことでしょう。

俳優歴、実に56年(!!!)。
泣く子も黙るリヴィング・レジェンド、石橋蓮司さんでございます。

CUTの密かな人気連載「今月の裏表紙」の取材だったんだけど、いつかこのコーナーに! と思っていた人なだけに、激しく緊張した。それはもう挙げればきりがないほどの伝説的エピソードをじっくりと語ってくれたんだけど、特に、おお……と思ったのはこの一言。

「ヒモになるってのは高い志と大変な技術が要るんだよ」

「大変な技術」ってのはよーくわかってるんですが、「高い志」というお言葉に深い感銘を受けた小生30歳の冬でございました。(小柳)

タイの干支&風水本 by タムくん 2010.02.03 22:36 CUTの連載「きみのこと、ぼくのこと」で毎月読者のお悩み相談にこたえてくれているタムくん。
文化庁メディア芸術賞のマンガ部門で奨励賞を受賞したので、その授賞式への出席のために来日中なんです。

そして先週末、タムくんがイラストを担当した、タイの有名な先生の干支&風水本の日本語版『Lucky Tiger 2010』の発売を記念して行われた、「タムくんの十二支ラッキードローイングイベント」に参加してきました〜。
これは、みんなの干支をみて、寅どしの今年にラッキーになれる似顔絵や絵を目の前で描いてくれるというイベント!
イノシシどしであるわたしの、今年のラッキーカラー「青」で、イノシシどしと相性のいいヒツジ(どしのひと)とウサギ(どしのひと)の絵を描いてくれています。


それにしてもこの『Lucky Tiger 2010』、タムくんのかわいいイラストがたくさんあって読みやすいんだけど、内容が本格的で本当に面白い! 日本とはすこし違う、タイのひとの考えかたに触れてハッとさせられるんです。
ポケットサイズで持ち歩きやすいサイズも、かわいいお値段(税込680円)も、すべて今年の”ラッキー数字”にもとづいているというこだわりよう。さっそく干支&風水にどっぷりはまってしまったわたし、常にこの本を持ち歩いて、いろんな人と一緒に遊んじゃうつもりです。
タムくんにはすでに、「はまりすぎると逃げられなくなるからね!」とのお言葉を頂きました。笑

tamariba(www.tamaribathai.com)か、南青山のユトレヒト/NOW IDeA by UTRECHITでゲットできますのでぜひ!
ユトレヒトでは2月7日まで「ウィスット・ポンニミットのLUCKY TIGER 2010展」もやっているので、そちらにも足を運んでみてくださいね。(上田佳菜)

アカデミー賞ノミネート作品発表 2010.02.03 09:51 普段より遅いけど、今年のアカデミー賞のノミネート作品が発表された。今年は作品賞がこれまでの5作品より10作品になったことが話題になっている。これをどう捉えるか? 確かに、すべて観たわけじゃないけど、どれも素晴らしい作品であることに異論はない。だが、ノミネートの価値がちょっと薄まってしまったような気がしないこともない。でも逆に、受賞の確率がこれまでの20%から10%になったわけで、それはそれでスリリングだったりするのか?

主要部門のノミネートは下記のとおり。まあ、おそらく無理だと思うけど、心の中ではタラを応援しています(『イングロ』こそ10作品になったからこそノミネートされた作品だとは思うけど、監督賞は流石)。なにをやるわけでもないけど、頑張れ。(内田亮)


作品賞
『アバター』
『しあわせの隠れ場所』
『第9地区』
『17歳の肖像』
『ハート・ロッカー』
『イングロリアス・バスターズ』
『プレシャス』
『A Serious Man』
『カールじいさんの空飛ぶ家』
『マイレージ、マイライフ』

監督賞
ジェームズ・キャメロン『アバター』
キャスリン・ビグロー『ハート・ロッカー』
クエンティン・タランティーノ『イングロリアス・バスターズ』
リー・ダニエルズ『プレシャス』
ジェイソン・ライトマン『マイレージ、マイライフ』

主演男優賞
ジェフ・ブリッジス『Crazy Heart』
ジョージ・クルーニー『マイレージ、マイライフ』
コリン・ファース『シングル・マン』
モーガン・フリーマン『インビクタス/負けざる者たち』
ジェレミー・レナー『ハート・ロッカー』

主演女優賞
サンドラ・ブロック『しあわせの隠れ場所』
ヘレン・ミレン『The Last Station』
キャリー・マリガン『17歳の肖像』
ガボリー・シディベ『プレシャス』
メリル・ストリープ『ジュリー&ジュリア』

助演男優賞
マット・デイモン『インビクタス/負けざる者たち』
ウッディ・ハレルソン『The Messenger』
クリストファー・プラマー『The Last Station』
スタンリー・トゥッチ『ラブリーボーン』
クリストフ・ワルツ『イングロリアス・バスターズ』

助演女優賞
ペネロペ・クルス『NINE』
ベラ・ファーミガ『マイレージ、マイライフ』
マギー・ギレンホール『Crazy Heart』
アナ・ケンドリック『マイレージ、マイライフ』
モニーク『プレシャス』


ラブリー・ボーン 2010.02.02 22:49 先週、このブログで取り上げた『Dr.パルナサスの鏡』同様に、現在発売中のCUTで大きく取り上げている『ラブリー・ボーン』。先週末公開になったこの映画、見所満載なんだけど、個人的にはピーター・ジャクソン監督が14歳の少女のアンビバレントな心情を絶妙に捉えていることがなにより感慨深い(無残に殺された少女の心情ではあるが)。

なにしろピーター・ジャクソンと言えば、自分にとっては『ロード・オブ・ザ・リング』の人っていうより、これだったり
バッド・テイスト
これだったり
ミート・ザ・フィーブルズ/怒りのヒポポタマス
これだったり
ブレインデッド
の人だから。
そんなお下劣な映画を撮っていた男が、今となってはハリウッドの頂点に立つ“巨匠”として敬われている違和感は、自分の中でいつまで経っても消えない。今回、誌面に載っている彼のインタビューは、ハリウッド特派員の小西未来によるものだが、いつか彼に直接そこらへんの過去作について聞いてみたい。(内田亮)

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