アンドリューW.K.がアメリカで物議を醸す人気アニメ「マイリトルポニー」のコンヴェンションに参加

アンドリューW.K.がアメリカで物議を醸す人気アニメ「マイリトルポニー」のコンヴェンションに参加

アンドリューW.K.はアメリカで人気のアニメ『My Little Pony: Friendship is Magic』のコンヴェンションに参加し、スピーチを行ったという。

このシリーズはアメリカの子供向けの子馬をモチーフにしたキャラクター商品、マイリトルポニーをベースにしたアニメで、特に2010年に始まったこのシリーズはキャラクターを刷新し、冒険と友情をテーマにしたストーリーにも力を入れたもの。本来は女子児童をターゲットにしているが、個性の強いキャラクター同士の衝突などもリアルに描き込んだその内容は10代以上の熱狂的なファンをも獲得していて、特に大人のファンは自らを「ブロニー」と呼び合うことで知られている。

特にファンのコンヴェンションは今年に入ってから大きな盛り上がりを見せていて、今回のオハイオ州で開かれたもののほか、今年だけでも10回以上のファンの集いが予定されているという。コンヴェンションで話をすることになったアンドリューは今回の参加について「人生でも最も情熱的な経験のひとつだ」と説明し、会場に詰めかけたファンについて「とても他人とは思えないような形で共感できる人たちの集まりだ」と語り、全員に「それぞれに個性的な存在になれて、そして集団のひとりとなれて、おめでとう」と訴えたそう。

ただ、元々は女子児童をターゲットにした番組でありながら、こうして熱狂しているブロニーという大人ファン層の大半が男性であることから、世間的にはブロニーの存在を不安視する声も多く、こうした意見に対してアンドリューは『ローリング・ストーン』誌に「そもそも大半の大人は成長することと、退屈になることや真面目なことと混同しているんだよ」と語っていて、子供と同じように過ごす時間を持てる大人に、つまり「スーパー・チャイルド」になることが重要なのだと訴えている。

「どんなもので遊ぼうとも別にいいんだよ。別にいいどころか、いいことなんだよ。これは時代を先取りした、前向きで進歩したものの考え方なんだ」

また今回のコンヴェンションで学んだことについてアンドリューは「これはまだ始まったばかりなんだと学んだね」と笑いながら語ったそう。「なんだか自分にとって、素敵な形の通過儀礼だったように感じたな。これはぼくにとってやる気の源泉みたいなものなんだ。ぼくに力を与えてくれて、自分の人生と魂を豊かにしてくれたものだからね。ぼくが人間性に対して最もいい形だと思っている希望を支えてくれるものなんだよ」。

ちなみにアンドリューは数あるマイリトルポニーのキャラクターの中でも陽気でやたら明るいピンキー・パイというキャラのファンなのだそう。

なお、アンドリューは新作のレコーディングの可能性もあり、2013年にリリースしたいとも語っている。

マイリトルポニー最新シリーズの一部のクリップはこちらから→
http://www.youtube.com/watch?v=CpydzR06huM&feature=player_embedded#!
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