ザ・フーが名盤『ライヴ・アット・ザ・リーズ』の新バージョンをリリース

ザ・フーが名盤『ライヴ・アット・ザ・リーズ』の新バージョンをリリース - 1970年作 『ライヴ・アット・リーズ』1970年作 『ライヴ・アット・リーズ』

ザ・フーが70年にリリースしたライブ盤の傑作『ライヴ・アット・ザ・リーズ』のデラックス盤に、未発表のライブ音源も収録されていることが明らかになった。

11月24日にリリースされるこの『ライヴ・アット・ザ・リーズ<40周年記念スーパー・デラックス・コレクターズ・エディション>』には、リーズでのライブの翌日の70年2月15日にハルで行われたライブ音源が修復され、収録される。

ただ、ハルでのライブのオリジナルの音源はレコーディング作業のアクシデントからジョン・エントウィッスルのベースだけがまるまる抜けてしまっていたのだが、今回の音源ではリーズのライブ音源のベース・パートを編集でハルの音源にダビングしたという。

「ハルでのパフォーマンスの方が実はリーズよりもすごかったんだよね」とロジャー・ダルトリーは説明している。「もう昨日のことのように思い出せるよ。ただ、今考えてみると、『ライヴ・アット・ハル』っていうのはあまり語呂がよくなったかもな!」

今回のエディションでは、どちらのライブもCD2枚組に収録されていて、そのほかに『ライヴ・アット・ザ・リーズ』のアナログ復刻盤、ハードカバーのブックレット、“サマータイム・ブルース”とB面“ヘヴン・アンド・ヘル”の7インチ・アナログ・シングル復刻盤、さらにピート・ダウンゼントのポスターがパッケージに含まれるとのこと。

(c) NME.COM / IPC Media 2010
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