スティーヴ・アルビニの料理ブログが、ひそかに話題になっている。

先日の投稿はこんな感じ。

「（ＮＹの人気有名イタリアン・レストラン）デル・ポストのシェフ、ブルックス・ヘッドリーは、いくつかのバンドでドラムを叩いていて、今はシェフとして目覚しい活躍をしている。数ある美味しいメニューのなかでも、トマト・ドレッシングがけニョッキには唸らされた。ヴェスヴィオ山で採れたトマトをクラッシュしただけで、塩や胡椒はなし、チーズやハーブなどは一切ない味付けだ。この料理はすごい、俺はいつも、ソースなんかをかけたりする傾向があるから。そして悟ったよ、俺はたぶん、必要以上のことをしてしまっているに違いないって。

シカゴに戻ったら、同じようなトマト・ドレッシングを作ろうと考えていた。でも、ニョッキを作るための材料はない……

トマトに何かしようなんて気はなかったんだよ、でも、無理だった。オルゾーに味がよくしみて、卵の黄身で舌触りがなめらかに、そしてオリーブオイルとパルミジャーノの味付けもよく合っていた。美味しかったよ。目標は達成できなかったけど、いいじゃないか、それが人間なんだし」

と、料理にも苦悩し乗り越えるアルビニ。ビバ、マニアック！！

http://mariobatalivoice.blogspot.com/

上のリンクをご覧下さい。

それにしても、このオルゾー、美味しそう。（羽鳥）