【速報】Base Ball Bear、弾ける! 「バンドBのすべて 2016-2017」ツアーファイナルを観た

【速報】Base Ball Bear、弾ける! 「バンドBのすべて 2016-2017」ツアーファイナルを観た

いやあ、最高だった。
ツアー「バンドBのすべて 2016-2017」を回りつつ、4/12リリースのニューアルバム『光源』を作り上げ――と3人でひたむきに前進するBase Ball Bearの「今」の力強いモードが、ツアー全公演でサポートギターを務めた名手・弓木英梨乃(KIRINJI)の天真爛漫かつアグレッシブなプレイアビリティと響き合って、ベボベ自身のロックの青春性をダイナミックに燃え上がらせていた。

ツアーファイナルのこの日、特に本編クライマックスの数曲の、音楽の神様に魅入られたとしか思えないスリルと高揚感は、爽快なまでに感動的だった。
そしてそれらはすべて、『光源』の制作を通して「3人のベボベ」の音の肉体を検証しビルドアップしたからこそ得ることのできた特大の果実に他ならない――ということも、この日のアクトからは明快に伝わってきた。

ライブの最後には、新作『光源』を携えて全30公演のツアー(6月から2018年1月まで!)を行うことと、そのツアー中の9月30日には日比谷野音ワンマン「日比谷ノンフィクションⅥ」を開催することを発表。
サポートギターを引き続き弓木が務めることを伝える小出の言葉に沸き起こった拍手喝采は、ベボベの3人と弓木との奇跡的なまでのハモり具合をリアルに物語っていた。

なお、明日(3/30)発売のJAPAN5月号では、『光源』が生まれるまでの過程について3人にインタビューしていますので、そちらもぜひご一読を。(高橋智樹)
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