【速報】酸欠少女 さユり、ヴァーチャルもリアルも越えた渾身の初バンドワンマン!

【速報】酸欠少女 さユり、ヴァーチャルもリアルも越えた渾身の初バンドワンマン!

「私の曲は後悔から生まれた曲ばかりです。その後悔がなかったら、今日やった曲たちは生まれてないだろうし、もしかしたらあなたは私を知らない別の人生を送っていたかもしれない。ここで私の曲を聴いてくれてるあなたがいるおかげで、私は私の過去に意味を持たせることができました。本当にありがとうございます」

ワンマンライヴとなる今回の渋谷WWWのステージで、酸欠少女 さユりはひと言ひと言じっくりと、逃れ難い必然として音楽を求め音楽を鳴らす自らのアイデンティティを語っていた。思わず胸が熱くなった。

ステージと観客の間を遮る紗幕にリリックやアニメーション映像を映し出し、曲によっては映像越しに別人格「サユリ」「さゆり」と現実の「さユり」の共演まで実現させ、「2.5次元パラレルシンガーソングライター」のコンセプトを鮮烈に展開してみせた。しかし、この日のアクトで最も際立った訴求力をもって伝わってきたのは、パワフルな歌と切実な想いをヴァーチャルもリアルも越えた強烈なヴァイブとして響かせる、さユりという表現者の圧倒的な生命力だった。すごいものを観てしまった、という感覚がまだ頭から離れない。

アンコールでは一転、地べたに座ってアコギ抱えてひとりで歌っていた路上ライヴのスタイルを舞台上で再現する一幕も。ライヴの詳細は今から改めてライヴレポートに書きますのでしばしお待ちを。(高橋智樹)
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