YEASAYER@グッゲンハイム美術館

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この間のMOMAでのNO AGEじゃないが
10月30日、毎月恒例の”IT CAME FROM BROOKLYN"
(それはブルックリンからやって来た/始まった)
という超ダサイ名前のイベントがグッゲンハイム美術館で
行われた。
今月はYEASAYERだったので行って来た。
現在期待のセカンド・アルバムほぼ完成という状況なので
新曲をたくさんやるだろうという期待のもと。
実際、Steregum.comに掲載されたセットリストによると
前半が新曲だった。
と同時に、バンドのウェブサイトで新曲1曲"Ambling Alp"が
無料ダウンロード開始していたので、
ぜひ聴いてみてください。
ジャケットが朝日みたいできれい。
http://www.myspace.com/yeasayer


その1曲でもわかると思うけど、
新曲は、ちょっと驚きの変化?かも。
まずハーモニーが激減。
それだけでも事件?!
相変わらず、カエルとか鈴虫の声が聴こえてきそうな
サウンドに囲まれているのだけど、思い切りエナジー・ドリンク飲んだような
とにかくメロディが弾けまくり。少しベタとも言えるメロディ・ラインだった。
彼らは元々アルバムよりライブのほうがエネルギーがハイだと
言われ続けてきたバンドだが、単にそれを再現しようとしたというのとも
違う。ちょっと方向性が変わった。アクセスしやすくなったと言えばそうなのだけど。


この日は、フランク・ロイド・ライトの建築がバンド・サウンドのアコースティックとしてはいけてなかったため、ぼやぼやとした反響になってしまった。なので、
新作のサウンドが完璧に確認できたわけではなかったが、このサウンドの変化は
バンドとしてはかなり意識的に行ったものなのではと思う。
きっと話すこともたくさんありそうだ。
ライブ中には、3Dメガネをかけてくださいとメガネが渡され。
なぜなのかよくわからなかったが。本人達曰く「今からかけておくと
ライブが終わる1時間後くらいには目の前の光が分解して見える」とのこと。
1時間もかけなくちゃ表れない効果……面倒なんですけど(笑)。
途中でやめてしまった。
観客が一番喜んでいたのはやっぱり”2080"だった。
あ、それからメンバーがひとり変わっていた。
正式メンバーなのかわからないけど。


ちょうどカンディンスキー展をやっていて
お酒を持って飲んでる人以外は夜だが見せてもらえた。
私はうっかり見るのを忘れた……。


セカンド・アルバムは来年早々に発売の予定。
てことは、MGMTもYEASAYERも同時期になりそうだ。


SETLIST
01 "The Children"
02 "Tightrope"
03 "Ambling Alp"
04 "Madder Red"
05 "I Remember"
06 "O.N.E."
07 "Many Waves"
08 "Red Cave"
09 "Wait For The Summer"
10 "2080"
11 "Sunrise"
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