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    ボブ・ディランがグラミー授賞式の2日前に行ったすでに伝説のスピーチ全文訳。

    ボブ・ディランがグラミー授賞式の2日前に行ったすでに伝説のスピーチ全文訳。

    グラミー賞の2日前に行われたイベント『MusiCares Person Of the Year』。アーティストの活動と慈善活動の両方で貢献したアーティストに贈られる賞なのだが、今年はボブ・ディランが選ばれた。

    トリビュート・コンサートも行われ、ブルース・スプリングスティーンに、ニール・ヤング、エディ・ヴェダー、ジャック・ホワイト、ベック、ウィリー・ネルソン、ノラ・ジョーンズなどなど垂涎もののアーティストがパフォーマンスをしたのだけど、翌日のヘッドラインを飾ったのは、ボブ・ディランご本人。このスピーチがあまりに素晴らしすぎるとメディアが書き立て、その全文を掲載した。英文はこちら。
    http://www.rollingstone.com/music/news/read-bob-dylans-complete-riveting-musicares-speech-20150209

    本当は10分の予定だったのだそうだけど、結果30分くらいのスピーチに。

    ジミヘンからジョニー・キャッシュなど自分の音楽をサポートしてくれたアーティストへの尊敬や感謝から、そうでない人への辛辣なお言葉。さらに、自分の声がガラガラだとデビュー当時から書かれたことについて。「同じことをレナード・コーエンに言わないのは何でなんだろう?」「ルー・リードに対して同じことを言っているのを聞いたことがない。どうして彼は無罪放免なんだろうね?」と言っていたりするのが面白い。

    読んでいるだけで、そのまま重要な音楽歴史を当事者から聞くことができる本当に素晴らしい内容。

    紹介しなくてはと思っていたのだけど、あまりに長くてどうしよう……と思っていたら、日本のソニーの公式ウェブサイトになんと全文訳が掲載。ありがたい。どうかみなさん読んでください!グラミー賞を見る時間より意義あり。とツイートしていたアメリカのジャーナリストもいたくらい。

    こちら。
    http://www.sonymusic.co.jp/artist/BobDylan/info/450306
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