ブラーのアレックス、マクドナルド絶賛記事を書いて非難轟々!

ブラーのアレックス、マクドナルド絶賛記事を書いて非難轟々!

★ブラーのアレックス・ジェイムス(ベース)が、
普段はバンド活動&チーズ・ファーマーとして活躍する傍ら、
最近あのザ・サン紙の「フード・コラム」を持ち、寄稿していることはご存知の方々もいると思いますが。

去る1月18日、その記事中で、
「ファースト・フード・チェーン店=マクドナルドやGreggs(パイ類で有名なベーカリー)、
ケンタッキー・フライド・チキンなどの商品を、
事もあろうにミシェラン・スター付きの高級レストランの料理と比べた(!)だけではなく、絶賛(!!)」してしまったため、

国中の菜食主義&アンチ・キャピタリスト&左翼団体&メディア、インディ音楽ファン層から大バッシング!!!

「セル・アウト!」
「モリッシーに謝れ!!」
「明らかに大手メーカーのご機嫌取りで書いた宣伝記事!!!」
「チーズ・ビジネスがうまくいってないからだろうが、
アンチ・キャピタリスト&アンチ肉食のインディ・リスナーをファン層に持つバンドのメンバーがこんな記事を書くなんて言語道断!!!」

という調子でまずUK中のTwitterが炎上し、

それが他のSNSや各バンドのフォーラムにも飛び火!

あげくの果ては、国中の左翼リベラル層&音楽ファン&メディアにまで寄ってたかってメッタ打ちにされる!!
という大惨状に発展してしまった、、、。


★以前モリッシーやジョニー・マーが保守党キャメロン首相が「ザ・スミス好き」であることを、
まるで疫病であるかのように毛嫌いしていたエピソードからもお分かりのように、
UKロック/ポップ・ファン(特にインディ好きの学生層)は、昔から伝統的に「左翼&熱烈な労働党支持者」が多い。

筆者も以前パブの会話や友達同士のディナーの席で、
ほんの一言「労働党のやり方を批判する言葉」を洩らしてしまった途端、
「ええっ?君は保守党支持者だったのか!」とまるで犯罪人を見るような目で睨まれたことがあった。

たぶん今回のアレックスの件も、
記事の掲載があのザ・サン紙だった(UKでは右寄りの新聞と見なされている)のが、
よけい左翼リベラル派の怒りを買ったのかも、、、。

日本の皆さんも、英国人インディ・ロック・リスナーと話す時はくれぐれもご注意を。
児島由紀子の「ロンドン通信」の最新記事
公式SNSアカウントをフォローする

最新ブログ

フォローする