吉井和哉がすごいことに!@NHK ホール
2011.06.03 00:18
ヤバい。本当にヤバい。 今の吉井和哉のライヴ。
今日はNHKホール2日目。 昨日、小池ブログでもあがっていたが、今日もとんでもなく素晴らしかった。
1曲目からいきなりラストぐらいの、異常なテンション、
色んな曲をやったが、どの曲でも、いちいち吉井和哉のポテンシャルが全開になっていく。
5人となったバンドの結束力も、歌の力も、とても説得力があったが、何よりこの歌を「届けよう!」という強烈なオーラにやられた。
ホールで聴く“クランベリー”は新鮮だし、
“イースター”や“球根”はどんどんすごい曲に進化していて、震えが止まらなかった。
「ヤベー、最高だ今日!」と、本人も手ごたえ十分。
今日はNHKホールの節電の試験開始日だったらしく、「試されてるぜ、俺たち! でもライヴは熱いほうがいいもんね! 痩せるよ?」といった説明ですらハイテンションだった。
もともとロックンロールの化身みたいな人だが、 歌うことの目的が明確になった今の吉井和哉は、すごい爆発力を放っている。
生と性がごく自然に繋がっていく美しさは、吉井のライヴでしか味わえない感動だし、
ものすごく優しいのに無敵な感じが、とてもカッコいい。
会場のキャパシティがあるからしかたがないことだが、こんなに魂がこもった迫真のパフォーマンスが限られたリスナーにしか届けられないのがもどかしい。もっともっと多くの人に届くといいなあ、と心から願う。
JAPAN最新号では、山崎が大阪で行ったインタヴューを掲載中。
ロック・イン・ジャパンも、本当に楽しみ。 (井上)