indigo la Endの新作『哀愁演劇』の舞台裏――「結構岐路に立たされてる……」インディゴが目指す未来とは? ロングインタビューで迫りました

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「哀愁を演じさせたら右に出るものはいない」
これはアルバム『哀愁演劇』のリリースにあたり寄せられた川谷絵音によるオフィシャルコメントの一文だ。
indigo la Endの楽曲は悲恋を歌ったものが多く、かつサウンドもその悲恋を増幅させるように、いわゆる「哀愁」が漂っている。
その「哀愁」を帯びたサウンドやメロディを最大限キャッチーに、そして「大衆」に寄せて作られたのがバイラルヒットとなった“名前は片想い”である。

今作『哀愁演劇』のジャケットが物語るように、バンドがこれまで見せてきた不特定多数の面影の中から「哀愁」の帯びた顔に真正面からスポットを当て、大衆に晒したのだ。
これによって我々リスナーはindigo la Endというバンドが生み出す「音楽」を能動的に、「演劇」として、エンターテインメントとして体感することが可能となったわけだが、アルバムを聴き進めると「哀愁」の帯びた顔が演じられたものなのか、素顔なのかわからなくなってくる。
ハッピーエンドなのかバッドエンドなのか、はたまたトゥルーエンドなのか判断がつかなくなる。これこそがindigo la Endの本性であり、川谷絵音劇場なわけで、気づけばドツボにハマってしまっている。

川谷は今回のインタビューで、「歌詞にどっぷり浸かるときって、『わかる、嬉しい』っていうのはあんまりないんですよね。『わかる、苦しい』のほうがあるから必然的にそうなってきてしまう」と、自身の考える歌詞の「大衆性」について語ってくれた。

『哀愁演劇』を聴き終えると、もう一度リピートしたいという気持ちと同時に、早く続きが見たいという衝動に駆られる。インタビューでは「結構岐路に立たされてる……」という本音とともにバンドの今後の展望についても語ってくれているので、ぜひ誌面で彼らの想いに触れてください。(橋本創)

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