最高:スパイク・ジョーンズ×是枝裕和

最高:スパイク・ジョーンズ×是枝裕和
昨日、『かいじゅうたちのいるところ』のプロモーションで来日しているスパイク・ジョーンズを取材したんだけど、彼が熱望したということで、なんと是枝裕和との対談が実現した。
どうやら是枝監督の『ワンダフル・ライフ』と『誰も知らない』にひどく感銘を受けてるようだった。
互いに子供を演出し、最新作が、ともに原作を拡大解釈した映画だっただけに、話題は満載。非常に楽しいひとときでした。
最高:スパイク・ジョーンズ×是枝裕和
面白かったのは、自分が最近手掛けている短編をどうしても是枝監督に観てもらいたかったスパイク。「仕上がったら、すぐに送りますよ」って住所を聞いたのはいいんだけど、「ここに書いてくれ」って監督に渡したのが、さっき贈呈したばっかりのCUT最新号だったり。さすがに編集者の前だけに是枝監督はかなり躊躇して、「ここに記されてるから」って名刺を渡していた。
残念なことに、アメリカでまだ未公開ってことで、是枝監督の最新作『空気人形』を観れてなかったスパイクだが、食い入るようにその内容について熱心に聞いていた。
本当に面白い対談でした。
最高:スパイク・ジョーンズ×是枝裕和
ちなみに自分は司会進行だけじゃなく、通訳としてもこの対談に参加。しかも面白いのはプロモーション来日のお付きの通訳もいたから、彼女はスパイク専用、ぼくは是枝監督専用という形でダブル通訳(しかも同時通訳!)で取材をするという、非常に不思議、でも非常に効率的なフォーマットの対談だった。いやはや、汗かいたけど、楽しかったです。

こちらの様子は、年末進行ってことで、絶賛作成中のCUT2月号(1月19日発売)に掲載します!(内田亮)
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