CUT11月号に、『新しい上司はど天然』から梅原裕一郎さんと西山宏太朗さんが登場！
前職でパワハラに遭い精神と胃を病んだサラリーマン・桃瀬が転職先で出会ったのは、キリッとしたビジュアルとは裏腹に、予測不可能な天然ボケを連発する上司・白崎だった――という短編マンガから始まった、『新しい上司はど天然』。現在絶賛放送中（本日第3話が放送！）のアニメでは、上司の白崎役を梅原さんが、部下の桃瀬役を西山さんが演じています。
さまざまな作品で共演しているおふたりですが、「上司と部下」という関係性は新鮮だったそう。そんなふたりの相性抜群なトークの様子を、一部抜粋してご紹介します。
もう、（梅原さんの声を）ひと声聞いて、すぐに「ああ、白崎だな」ってしっくりきました。一緒にアフレコしていると、言葉ひとつひとつに安心感や説得力があって、上司としての佇まいを感じて。拳をぶつけ合うとか熱く語り合うのではなく、優しく言葉のキャッチボールをしている作品だと思うので、そういうポンポンポンっていう会話のラリーを、すごく心地よくできた実感がありますね（西山）
他のキャストも、デビュー当初からお世話になっている方ばかりでしたし。作品と同じく、ほわ～っとした空気の中で収録できました。（中略）基本的に、西山さんのお芝居は予想外のことが多くて。感性が違うのかわからないですけど、西山さん、僕の想定と全然違うことをやってくるんですよね、毎回（笑）（梅原）
そうなんですか!? いつも粛々と収録してるから、そんな話聞いたことないですよ！（笑）（西山）
セリフひとつ取ってみても、「へえー、そっちか」みたいな……何度共演しても慣れない（笑）。まあ、その予想外なところが面白いんですけどね。お芝居に正解も間違いもないので。それが相乗効果を生んだり、逆に新しい桃瀬の癖っぽいものになっていたと思います（梅原）
おふたりそれぞれに「役との共通点や共感できるところは？」と聞いてみるとこんな回答が。
うーん……天然とはまた違うんですけど、僕は基本的に怠惰なので（笑）、ぼーっとしている時にツッコまれることはありますね。「動じないね」とも言われますが（梅原）
その通りだと思います（笑）。ポーカーフェイスなところも白崎と似てるんじゃないですか？ クールそうに見えるから、怒ってるのかなとか、頭の中でいろいろ考えているかなと思いきや、実は何も考えてなかったりする（西山）
（西山さんは）新しい組織や現場に入った時にうまく立ち回っていく雰囲気とかは似ているのかなと思いますね。誰にも不快感を与えない人間というか。ただ、桃瀬ほど空気を読みすぎて自分でストレスを抱えるようなタイプでもなさそう。一定のラインは引いてる感じがします（梅原）
まさにそうかも。桃瀬は抱えちゃうからなあ。僕は「自分は自分」みたいなところを確立して持っているので、他人に左右されることはあんまりないですね。桃瀬と似ているところと言うと……自分の頭の中でいろいろ考えすぎて、それがふと口に出てしまうことはよくあるかもしれない。頭の中でいつの間にか違う世界に行っちゃって、「今、話聞いてなかったよね」ってよく梅原さんに言われてます（笑）（西山）
ふたりならではな空気感も楽しめる、そんなインタビューになりました。
そして合わせて必見なのが、今回の取材用にオーダーして用意してもらったスーツでの撮り下ろしショット！ CUT独占のスペシャルフォトです。おふたりの着こなし力のおかげで、最高にクールで、だけどチャーミングなページになったと思います。アニメの放送と並行して、ぜひCUT11月号もご堪能いただけると嬉しいです！（山下茜）
CUT11月号は現在以下よりご購入可能です。
