西島秀俊×ビートたけし「正義と悪は同じ顔をしている」

西島秀俊×ビートたけし「正義と悪は同じ顔をしている」

10月19日発売CUTの表紙は、西島秀俊×ビートたけしの独占対談。
詳細は、またアップしますが、まずは表紙と、以下の誌面に掲載している特集の紹介文をご覧ください。
これぞCUT!なビジュアルと内容になっていますのでご期待ください!
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今回のCUTの号全体のテーマは、エンターテインメントにおける「正義」と「悪」について深く考えるということである。『MOZU』が映画化されるにあたって、ドラマシリーズのなかで常に謎の存在として姿を現すことのなかったダルマをビートたけしが演じ、主役の倉木を演じる西島秀俊とビートたけしの独占表紙巻頭対談が実現するということで、ふたりの『Dolls』以来の長年の関係性と、今回の映画について語り合っていただくと同時に、もうひとつ深く語り合えるテーマを設けたいと思い考えた企画である。対談でも語られているけれど、倉木は正義の主人公ではない。そしてダルマは現実社会の闇を、善悪の概念を超越しながら象徴している存在である。それぞれが、これらの役を演じたことも踏まえながら語っていることは、シンプルに言うと「正義と悪は同じ顔をしている」ということである。このあとの、斎藤工が「正義」と「悪」が対になった物語をフォトムービーとして演じつつ語ったインタビューや、映画史における「正義」「悪」の名キャラクターについて分析したランキング記事、そして11月7日に公開される『劇場版 MOZU』で倉木が辿り着く場所、ダルマの存在とふたりの対決が何を描くのかを楽しんでいただきつつ、読者のみなさんにも共にこのテーマについて考えてもらえたらと思う。

(古河)
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