クラッシュのミック・ジョーンズ、ジョー・ストラマーの死の直前に共作していたと語る

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ザ・クラッシュのミック・ジョーンズはジョー・ストラマーが2002年に急死する直前に一緒に曲を書いていたことを明らかにしている。

ミックはポール・シムノンとトッパー・ヒードンとともにBBCの取材を受け、その中でジョーが当時率いていたザ・メスカレロス用の楽曲として一緒に曲を書いていて、一握りの楽曲を徹夜のセッションなどで書いていたと明かしている。

「実際、その後も一緒にもっと曲を書いていたし、ジョーはそれをザ・メスカレロスで演奏するはずだったんだよ。何曲かまとめて書いて、1曲ずつとかじゃないんだ。煮もののガンボみたいな感じでさ。やり方としてはジョーは日中にザ・メスカレロスとスタジオに入って作業が終わると全員帰すんだよ。それから俺がスタジオに合流して徹夜で作業をやるというものだったんだ」

さらにその時の楽曲でジョーはザ・クラッシュの新作を構想していたのかもしれないともミックは語っている。
「そういう話は形にならなかったし、それはうまくいかないはずだから、それはわかってたんだけど、でも、アイディアとしてはやっぱりいいものだからね。それから数か月して、なんかのオープニングかなんかで顔を合わせることになって、『あの時の楽曲はどうなったんだよ?』って確かめたんだよね。というのは、さっさと仕上げてこっちに聴かせてこなかったから『なんかまずいとこあった?』っていう意味で気になったからね。それで『あの時の楽曲はどうなったんだよ?』って訊いたら、ジョーは『おい、やっぱり、あれはザ・クラッシュの新譜だよ』って言ったんだよね」

なお、バンドはジョーの手書きのセット・リストをもとに構成したベスト・アルバム『ヒッツ・バック』を9月18日にリリースしている。

(c) NME.COM / IPC Media 2013
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