グリーン・デイのマイク・ダーント、ライヴ復帰を果たした心境を語る

グリーン・デイのマイク・ダーント、ライヴ復帰を果たした心境を語る

グリーン・デイのマイク・ダーントはビリー・ジョー・アームストロングのリハビリ治療を経てのライヴ復帰に対して、緊張のあまり神経がすり減る思いだったと語っている。

3月10日からライヴ復帰し、28日にからツアーを本格的に再開させるグリーン・デイだが、6月のロンドンのエミレーツ・スタジアム公演のほか、レディング・アンド・リーズ・フェスティヴァルへのヘッドライナー出演が先頃明らかになっている。ライヴに臨む心境についてマイクは『NME』に次のように語っている。

「ビリー・ジョーのリハビリの後だからね、今回のライヴは緊張のあまり神経がすり減りそうな感じだよ。ファンにはきっとすごい衝撃だったろうけど、でも、俺たちもまた外に打って出る態勢が揃ってるから」

ビリーは昨年9月にラスヴェガスのライヴで突然逆上する事件を起こし、その後、アルコールと睡眠薬中毒を認めてその治療のためリハビリ施設に入所していた。その時のことをマイクは次のように振り返っている。

「自分の親友の生命の危険を案じるなんて、生まれて初めてのことだったからね。俺たちは本当に仲が密なバンドだからさ。ゴシップ誌とかに私生活が載っかってるようなことは本当に不本意なんだけど、でも、そういうことがマジで起きてたわけでね」

「俺もショックだったからね。翌日最初にやったのは、ビリーに連絡を入れて、『どうしたんだよ、おまえ? ちょっといい状態じゃないから、なんとかしなきゃだめだよ』って言って、それをビリーもマジで聞き入れてくれたんだねでも、こうなることはうすうす感じてたわけでさ。そこがこっちもへこんじゃうところなんだよね。なんかおかしいなってそれはわかってるんだけど、ただ、ビリーがデイパックを担ぐといつもしゃかしゃか、赤ちゃんのガラガラのような音がするのはどうしてなのかはわからないわけだよ(睡眠薬の容器を常備していてそれが揺れて音を鳴らしていた)。俺たちの仲は本当に近いけど、そこは個人的なことじゃん。『おまえ、なんかやってるわけ?』とか詮索はしたくないわけでさ。だけどさ、世の中見回してみると、なんだかみんな睡眠薬とアルコールへの依存になったりしてるわけで」

なお、グリーン・デイにとってレディング・アンド・リーズのヘッドライナー出演は11995年と04年に続いて3度目となる。他にはエミネムとビッフィ・クライロのヘッドライナーを予定していて、そのほかにもフォールズ、ナイン・インチ・ネイルズ、フォール・アウト・ボーイ、チェイス・アンド・ステイタス、システム・オブ・ア・ダウンらの出演を予定している。

(c) NME.COM / IPC Media 2012
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