Ken Yokoyamaが震災後初のアルバムに込めた信念

Ken Yokoyamaが震災後初のアルバムに込めた信念

Ken Yokoyamaが、ソロ5枚目となるニューアルバム『Best Wishes』を11月21日(水)にリリースする。現在発売中の『ロッキング・オン・ジャパン』12月号では彼が新作を語ったロングインタヴューを掲載している。

『Best Wishes』はKenが震災以降の日本と表現者としての自分自身に正面から向き合い、生まれたアルバムだ。制作プロセスにおいても、曲作りのためにライヴを中断するなど今までにない試行錯誤にトライしている。

そんな変化が起こった理由とは一体何なのか? 

Kenは3.11以降の心境の変化を次のように語っている。

「いつもみたいにやっても何か違ったんですよね。たとえばメロディ重視とか、アレンジありきだとか、そういったことを考えるとどっかでブレーキをかける自分がいたんですよ。『そうじゃないでしょ、今やりたいことは』って」。

他にも彼は、曲作りの方法を変え制作に臨んだという新作について詳細に語っているが、3.11を経て自分の中に芽生えた「確信」についても、以下の様に告白している。

「何が本当で何が嘘なんだかもわからない。でも自分は意外と揺るがなかったんですよ。それは周りから見たら『あんたはKen Yokoyamaだから、そりゃ揺るがないでしょ』って思うかもしれないけど、違うんですよ。ロックンロールに育てられて、ロックンロールを信じて生きてきたから」

震災後初のアルバムで、彼が伝えたかったメッセージとは? 今、ひとりの表現者としてどこに向かうのか? すべての疑問に答えるロングインタヴューとなっている。

加えて、今回の特集ではフォトセッションを敢行。PIZZA OF DEATHのガレージで撮影した、プライヴェートな雰囲気が漂う写真も必見だ。
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