AC/DCのアンガス・ヤング、トレードマークとなっている制服の由来とは

AC/DCのアンガス・ヤング、トレードマークとなっている制服の由来とは

AC/DCのギタリスト、アンガス・ヤングのトレードマークとなっている制服の由来について、アンガスの兄で2017年に亡くなったマルコム・ヤングが、未公開インタビューで明かしていたことがわかった。

「LOUDER」によると、その貴重なマルコムのインタビューは、Amazon Primeのチャンネル「Coda Collection」で配信された。

マルコムがバンドを結成した際、他のバンドに在籍していたアンガスを引き抜いてAC/DCの土台となるバンドがスタートしたが、その当時アンガスは制服を着ていなかったと明かしている。

「まだアンガスは、ステージの演出を思いついてなくてね。その点については、俺たちの兄ジョージ(・ヤング)と妹が、大いに弟を手伝ったんだ。二人は、『ギミックがなくちゃいけないよ、アンガス』って言ってたよ。いつも二人は、良い演出には人が共感できる何かがあると思っていた。

そして妹が、『半ズボンの学生服を着てみたら?』って提案したんだ。

妹はアンガスのために大急ぎで制服を用意して、小さな奴が堂々とした姿になった。本当だよ。弟はスイッチを入れることができたんだ。それは演技じゃない。完全になりきってるんだ。

誰にも、あれほど強烈なメソッド演技(感情移入して役柄になりきる演技法)ができるわけがない。人が望んでるから、アンガスはパフォーマンスをする。俺は、どうやって弟があの状態に入り込むのかわからないよ」


なお、以前にもアンガスは、今でもライブ前に緊張することがあり、「制服を着ることで気持ちが楽になる」と明かしていた



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