アニメ映画『打ち上げ花火』追加キャストに松たか子、花澤香菜、豊永利行ら

アニメ映画『打ち上げ花火』追加キャストに松たか子、花澤香菜、豊永利行ら - (C)2017「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」製作委員会(C)2017「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」製作委員会
2017年8月18日(金)に公開されるアニメーション映画『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』の追加キャストが発表された。

岩井俊二原作の同映画は、脚本を『モテキ』『バクマン。』の大根仁、総監督を『魔法少女まどか☆マギカ』の新房昭之が務め、主人公のなずな役を広瀬すず、クラスメイト・典道役を菅田将暉、典道の恋敵となる友人・祐介役を宮野真守が演じる。

今回の発表で、なずなの母親役に松たか子、なずな・典道・祐介のクラスの担任・三浦先生役に花澤香菜、クラスメイトの純一役に浅沼晋太郎、和弘役に豊永利行、稔役に梶裕貴の出演が決定した。

なお、松たか子は2013年に公開されたアニメーション映画『アナと雪の女王』での主人公・エルサ役以来の声の出演となる。


【松たか子 コメント】
今回オファーをいただいたときは、私でいいんでしょうか?と思いましたが、岩井さんのストーリー、大根さんの脚本はまさに「青春!」で、新しい作品の小さな力になれたら、と思い受けさせていただきました。いままで何度か声のお仕事をしていますが、アニメーションに描かれたキャラクターとどこまでひとつになれるのかが、難しいです。今回“なずなの母親”を演じる上で、なずなが家を出て行きたくなるような母親になれれば…と。でも、どこか似ている母娘の姿が伝わったら、と思い演じました。アフレコでは、「なずな!」という台詞の言い方を新房監督に色々と教えて頂きながら名前を呼び続けました。
岩井俊二さんのドラマが新たにアニメーションとして生まれ変わるということで、魅力的なスタッフ、キャストの皆さんによって、また色鮮やかによみがえることを、私自身も楽しみにしています。

【新房昭之総監督 コメント】
松さんの圧倒的な存在感に驚きました。自分の再婚のために娘を転校させてしまう自由な母親という役でしたが、松さんの声には娘に対する様々な気持ちが滲み出ていました。マイクの前で声を発しているのに、あたかも実際にそこにいるかのような迫力を感じ、声だけでなく全身で芝居をしていただいていました。やっぱりすごいんだ…と感動。全力でぶつかってくるなずな(声:広瀬さん)に、きちんと大人の声で応えていただきました。

【川村元気プロデューサー コメント】
岩井俊二監督の「四月物語」、における松たか子さんの印象が鮮烈で、今回岩井作品を原作とするにあたり、ぜひ参加していただきたいと思いました。「アナと雪の女王」で、松さんの声の演技が素晴らしいことは日本中の方が知っているところだと思いますが、今回は広瀬すずさん演じるヒロイン・なずなの母親役ということで、また新しい一面を見せていただいております。僕自身は映画「告白」以来の松さんとのお仕事でしたが、新しい表現を魔法のように繰り出す松さんに今回も圧倒されました。


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