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SOUND OF FOREST 14:35

笑顔×笑顔の相乗効果が止まらない!

「人間50年 アイドル5年、尾張名古屋にしゃちほこあり」という出囃子に続いて、秋本帆華、咲良菜緒、安藤ゆず、大黒柚姫、坂本遥奈、伊藤千由李の6人=チームしゃちほこが元気いっぱいに登場。ステージの中央に6人が揃うと、“恋人はスナイパー”でライヴがスタート。メンバーが立て続けに側転をするなどアクロバティックな動きやカラフルで華やかな衣装が目に楽しい。続けてマイナー調で大人っぽい“いいくらし”でラップを披露。早くも冒頭の2曲で、様々なテイストの楽曲を乗りこなすチームしゃちほこの片鱗を目の当たりにしてしまった。「みなさん踊る準備はできてますかー!? 私たちを初めて観るって人ー?」。咲良がオーディエンスに尋ねると、フィールドのあちらこちらで手が上がる。「私たちのライヴはたくさん踊るんですよってことを見せつけてやりましょう!」と会場へ呼びかければ、みんな高く上げた腕を動かしたり、ピョンピョン飛び跳ねたり、メンバーの振り付けを全力でマネする。その熱狂っぷりを見て秋本は「みなさん踊ってますね~!」と喜びと驚きを口にした。




「チームしゃちほこ、ロッキンにやってきたよー!」という伊藤渾身の叫びからMCタイム突入。恒例の自己紹介を行ったあと、坂本はこのROCK IN JAPAN FESTIVALに2年連続出演できることの喜びを語りつつ、「今から楽しくなるよー!」とオーディエンスをさらに煽った。そのあとの新曲“ちぐはぐ・ランナーズ・ハイ”ではスタンドマイクを使用した振り付けを披露。決して平坦ではなかったであろう彼女たちの道のりとこの先の未来を描く同曲、そして6人の個性が混ざり合って生まれる「色」について歌う“colors”(作詞作曲はBase Ball Bearの小出祐介!)の連続パフォーマンスは何だか感動的だった。ラストはレーベルの先輩でもあるRIP SLYMEの“JOINT”をカヴァーし、オーディエンスのタオルが鮮やかに旋回してフィニッシュ! 「屋台とかマンウィズとか、このあとも楽しんでいってくださーい!」(咲良)と6人がステージを去る最後の瞬間まで、彼女たちの笑顔がこのSOUND OF FORESTにもたくさんの笑顔をもたらしてくれたのだった。(蜂須賀ちなみ)



この4日間の模様を凝縮した「ROCKIN'ON JAPAN増刊号 ROCK IN JAPAN FES.2015」は9月12日発売予定です! 全ライヴアクトのセットリストは、そちらに掲載されます。

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