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10-FEETとプリプリの間を繋げるバンドと言ったら、奴らしかいない……そう、次はマキシマム ザ ホルモン! いきなりキラーチューン“恋のメガラバ”で、GRASS STAGEに砂埃と狂喜を巻き起こす。さらにMCではナヲ「帰ってまいりました! 今年もこの世界で一番暑い夏、やって参りました!」ダイスケはん「織り込むねえ!」、ナヲ「あ、つけま付けてくるの忘れた」、ダイスケはん「織り込むねえ!!」と、息もぴったりの掛け合い(笑)。そして、ナヲ「はーい、三度の飯より!?」、オーディエンス「飯が好きー!」と、こちらも息がぴったり! そこから、“ロッキンポ殺し”、“アバラ・ボブ”、“Mrブギータンブリンマン”と、カオティックな祝祭空間を作っていく。昔からだけど、あんなMCではキャッチーなのに、演奏中は鬼気迫る表情に変わるから、この4人ってとんでもない。さらに、“my girl”ではぎゅうぎゅうのフィールドがいっせいにジャンプし、手を挙げ、手を揺らす。大迫力の光景だ。ダイスケはんは「テンション上がり過ぎて昨日の夜から血便が止まらない」と告白しつつ(医者に行って!)、「初年度はSOUND OF FORESTでやらせてもらったんですけど、だんだん緊張がなくなっていって、今では友達の渋谷陽一くんのイベントに出ているような感覚です」と、伸び伸びと大舞台で暴れている秘訣(!?)を語る。さらに、ナヲ「森のキッチンに向かうみんな、まだやってるよー!」、ダイスケはん「X JAPANがこの後スペシャルゲストで出るよー」なんてホラまで交えて呼び掛けている間に(笑)、時間切れ。一発本番で『恋のおまじない』を決め、“「F」”でずっしり余韻を残して、“握れっっ!!”で笑顔で踊ってライヴを締め括った。最後のナヲの「ヨッシャー!」って絶叫に、共感しなかった人はいなかったはず!(高橋美穂)