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まさか! まさか! まさか! あのDEAD ENDをROCK IN JAPANのステージで見ることが出来る日が来るなんて、夢にも思っていなかった! 80年代のメタルシーンから飛び出して、ジャンルを超越したオリジナリティとクオリティでその後の日本のロックを変えた、まごう事無き伝説のバンドである。 本当に奇跡としか言いようがない。SEのダークな語り調の楽曲"疑似ヴィーナス"の流れるステージに現れたMORRIE、YOU、"CRAZY"COOL-JOE、そしてサポートドラマーの山崎慶。オーディエンスの歓声を受けながら、"摩天楼ゲーム"をプレイ。MORRIEの住むニューヨークで起きた「9.11」を題材にした昨年11月リリースの再結成第一弾アルバム『METAMORPHOSIS』からの楽曲だ。YOUがギターソロで魅せたかと思えば、その横で当時と比べても全く遜色のない色気を放つMORRIE。むしろ、年を重ねて更に妖しく美しい輝きを放っているかのようにも見える。続いて"Dress Burning"、"テレパシー"と神々しさすら覚えるほどの迫力に満ち満ちた再結成後の楽曲を披露する。MCでMORRIEが「あと2曲だけです」というと、会場のあちこちからから「えぇー!!」という声が。そして次に披露されたのは再結成以前からの楽曲"Frenzy"。もう、伝説級にセクシーだ。最後はハイテンションで"Devil Sleep"をプレイ、あっという間のステージは終わった。(前島耕)