メニュー


そしてLAKE STAGEの4番バッターは、日本が誇る一大パンク・ロック・ワンダーランド=LOW IQ 01 & MASTER LOW! FRONTIER BACKYARD&チャーベくん&シゲの5人が甚平姿できりっとキメたところへ、いっちゃんことLOW IQ 01、PUFFYの予想を大きく裏切って(?)夏らしい麦藁ハットと粋な浴衣姿で登場! そのまま“T・O・A・S・T”の爆裂パンク・ロック・パラダイスへ雪崩れ込む! LAKE STAGE割れんばかりの「オイ! オイ!」の大歓声を巻き起こしながら“SWEAR”へ突入すると、昼下がりの熱気あふれるステージはさらにホットに燃え上がる! “MIRACLE”のタイトなビートの上でいとも軽やかに歌い舞い踊り、“MAKIN' MAGIC”で歓喜の果てまでアゲ倒す! 熱気ムンムンのところへ「水谷豊……ゆかた?」と投入したダジャレも、その熱気をさらに煽る一方だ。まさに絶好調!の勢いのまま“WAY IT IS”でLAKE STAGEのキッズをでっかく踊り回らせ、“五日はまた雪(More Speed Ver.)”でLAKE STAGEの温度を上げ、まだまだ!とばかりに“GOT LUCKY”でオーディエンスをクラップ&ジャンプの渦に叩き込む。「この暑い中来てくれて、みんなありがとね! でも無理しないでね! この暑い中ね、たまーにいい風が吹いてくるんだよね……俺もそういう男になりたいな!」という和み系のMCから、ハードコアに荒ぶる魂の極致のような“F.A.Y.(Fight Against Yourself)”でLAKE STAGEの空気をビシッと引き締め、最後は“SO EASY”“LITTLE GIANT”とアンセム連射! 「ほんとはこれぐらいの時間がよかったよね! 涼しくなってきたもん。渋谷さーん、来年はこれぐらいの時間からよろしくお願いしまーす!」と冗談めかしていたが、いやいや燃える男・いっちゃんは真夏の太陽が似合う!と、今日のアクトを観た人は誰もが思ったはずだ。(高橋智樹)