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昨年に引き続き、LAKE STAGEへの出演となるPUFFY。ステージ上の2人はすっかりROCK IN JAPANの空気を掴んでいるようでリラックス・ムード、というか、もはや余裕の表情。「実は7月に新曲が出てまして。今年の第一弾リリースとなるんですけど、一体それまでの半年なにやってたんでしょうね」、なんて自己つっこみも入りつつ、冒頭の“渚にまつわるエトセトラ”“サーキットの娘”に続いて新曲の“boom boom beat”を披露。しかし、この後に演奏された“Tokyo I'm On My Way”や“Hi Hi”もそうだが、海外の一流アーティストが楽曲を提供する、いまやインターナショナル・アーティストとなった彼女たち。でも、あらたまったり、かしこまったりすることはなく、あくまで自分たちの間合いで曲を消化して、歌う。それがライヴの場だと露になる。ザ・フーのテンションをそのまま再現する“ジェット警察”や“海へと”といった懐かしいナンバーも含めつつ、最後はやっぱりこれ、“アジアの純真”。なぜ、この曲が今もこんなにも盛り上げてくれるのか。LAKE STAGE

 全体が歌う大合唱を見ながら、その秘密はきっとやっぱりPUFFYの2人の変わらなさにあるのだと思った。(古川琢也)