LAMP IN TERREN | COUNTDOWN JAPAN 16/17 | クイックレポート

COSMO STAGE 12/31 15:05

凛としたロックが描く、涙と希望の銀河

早くも最終日を迎えたCOUNTDOWN JAPAN 16/17、ここCOSMO STAGEにLAMP IN TERRENが登場！「2016年のすべてを置いていきます。よろしく！」という松本大（Vocal & Guitar）の宣誓を合図に、今年5月リリースの1stシングル『innocence / キャラバン』からの楽曲“innnocence”へ。《誰に聴こえなくとも掲げて　示すさ》と決然と歌い上げる松本の絶唱が、そして松本／大屋真太郎（Guitar）／中原健仁（Bass）／川口大喜（Drums）が編み上げる鋭利なロックアンサンブルが、幕張メッセの空気をびりびりと震わせていく。凛と張り詰めた緊迫感の果てに、決死の覚悟で一筋の希望を描き出すような誠実な音世界が、オーディエンスを一音また一音と高揚させていくのがわかる。

ライブ会場限定シングルとしてリリースされた“heartbeat”をはじめ、2016年の楽曲群を軸としたセットリストで「LAMP IN TERREN最新型」を鮮烈にアピールしていた4人。
ライブ中、「新しい曲を持ってきました！僕らにとっても新しい、爽やかな、軽快な曲です」という松本の紹介に続いて披露されたのは、“涙星群の夜”と名付けられた新曲。「流れ星に願うよりも、願いを叶えたいっていう想いが流す、頬を伝う流れ星のほうが、よほど願いを叶えそうだなと思って、書いた曲です」――そんな切実な情熱を、伸びやかなメロディと開放的なスケール感に結晶させてみせた名曲だった。