エレファントカシマシ

年末年始、ギア入りっぱなし!

秋のZEPPツアーはメンバー4人+ヒラマミキオ(G.)の5人で回っていたが、今日はそこに村山☆潤(Key.)が加わった6人で、エレファントカシマシ、オンステージ。
「イェーイ、エブリバデイ! ようこそ! ……まあ、ラクにしてくれ」という、なんとも宮本浩次(Vo.&G.)らしいひと言から歌い始めた1曲目は“ズレてる方がいい”。壁も床も天井もビリビリさせるようなものすげえ歌に、一見さんと思しき若いカップルが「うわ、なんだなんだ」という顔で前の方へ進んでいくのが見える。

デビュー当時からの名曲“デーデ”、宮本が歌い始めた瞬間にフロアがドッと湧いた“悲しみの果て”、「2016年ももう終わりで、なんだかよくわかんねえけどドーンと行こうぜ! そういう歌です」という紹介で始まった最新シングル“夢を追う旅人”……宮本、本当に絶好調。エレファントカシマシ、新春ライブをやるのが恒例なので(2017年は1/6日本武道館)、年末年始はオンの状態であることが多い人たちなのだが、それにしてもここまでか!と言いたくなるオンっぷり。

「桜が散っていくって知った時に、美しいってわかるよな?」と、ちょっといつもと違うテンションのMCから歌い始めた“桜の花、舞い上がる道を”にみんな聴き入ったあとは、オリジナルよりもかなり速い爆裂バージョンの“RAINBOW”を経て、きた、“ガストロンジャー”! 緊急事態みたいな照明と音像がステージ上をカオスにしていき、それが極限に達したところで曲が終了。ラストはエレカシの数ある名曲の中でも、もっとも広く愛される“今宵の月のように”で、美しくエンディングを迎えた。(兵庫慎司)

「ROCKIN'ON JAPAN3月号」(1/30発売)の付録は、このフェスのすべてを詰め込んだ特別別冊。全アクトのセットリスト、ライブ写真を完全網羅!

12/31のほかのライブレポート

  • HY
    GALAXY STAGE 28:10

    幕張を爽やかに照らしたロックの初日の出

  • DJライブキッズあるある中の人
    ASTRO ARENA 28:00

    DJライブキッズあるある中の人

  • banvox
    ASTRO ARENA 27:10

    banvox

  • Rhythmic Toy World
    MOON STAGE 28:15

    限界を超えた先にある共闘の絆

  • SPECIAL OTHERS
    GALAXY STAGE 27:00

    どこまでもリアルでどこまでも魔法のような音

  • 12/31のほかのエリアレポート

      CDJ16/17は終わらない! ボードにメッセージを描いているあなたが写っているかもしれない

      CDJ16/17は終わらない! ボードにメッセージを描いているあなたが写っているかもしれない

      みんなで思いっきりジャンプした4日間。18万通りのカウントダウン・ジャパンも終わらない!

      みんなで思いっきりジャンプした4日間。18万通りのカウントダウン・ジャパンも終わらない!

      CDJ16/17は終わらない! 仮装しているあなたが写っているかもしれない

      CDJ16/17は終わらない! 仮装しているあなたが写っているかもしれない

      CDJ16/17は終わらない! あなたが写っているかもしれない未公開写真Part.2

      CDJ16/17は終わらない! あなたが写っているかもしれない未公開写真Part.2

      CDJ16/17は終わらない! あなたが写っているかもしれない未公開写真Part.1

      CDJ16/17は終わらない! あなたが写っているかもしれない未公開写真Part.1