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お馴染みの“モンキー・マジック”にのって、3日目のGALAXY STAGEの最後を飾るサンボマスター登場! 「オメエらそんなもんか、この野郎! 頭バカんなって年越しできるか、お前たち!? 生半可なライヴやんじゃねえぞ!! やっていいッスか!? やっていいッスか!?」といきなり大噴火する山口。「2013年、一番むちゃくちゃなライヴやりましょうね!!」との宣言どおり、3人は“世界をかえさせておくれよ”から爆発的なテンションでスパート。「オメエらな、年の瀬に恥ずかしがってんじゃねえぞ、この野郎!!」とオーディエンスの羞恥心をひっぺがし、快楽中枢をめった刺しにして、続く“ミラクルをキミとおこしたいんです”でも目の醒めるような乱痴気騒ぎがGALAXY STAGEを覆い尽くす。最新作からの“未練は残さず踊るつもりだ”は、打ち込みの同期サウンドを織り交ぜたバンド一丸の熱唱ソングでさっそくフロアが乱舞。気づけば場内は「なんでこんな人、来てんだ!?」と山口も驚くほどの大入りだ。

「もっとむちゃくちゃな、美しいバカ年越しをしよう! 世界中に聴かせてやれよ!!」と、中盤も“そのぬくもりに用がある”を大合唱。さらに「もっとめちゃくちゃできる人ー!?」と激しくもソウルフルな“世界はそれを愛と呼ぶんだぜ”が、この一年で吹き溜まった不満や鬱憤を木っ端微塵に吹き飛ばす。曲中では「愛と平和! 愛と平和!!」と割れんばかりのコール・アンド・レスポンスが沸き返り、場内に渦巻いた過剰な熱量にはほとほと圧倒されてしまう。「できっこねえと思ってたけど、2013年の最後にできたんだ! ロックンロールはできたんだー!!」と一気呵成の“できっこないを やらなくちゃ”で本編は終了。そして、自然発生的に沸き上がるロックンロール・コールに応えて現れた山口が語る。「あんたがたがエリートじゃねえことはわかってんだ! オメエはどうみてもジョン・レノンじゃねえよな!? どうみても板橋区から来た顔だよ。だから一緒にやんねえか!? オメエのロックンロールは死んでねえって曲だよ! 俺とお前と、友達のバンド・銀杏BOYZに捧げます!!」と“ロックンロール イズ ノットデッド”で今一度沸点へと駆け上がって3日目のGALAXY STAGEは大団円となった。魂の熱演、ありがとう!!(奥村明裕)





この4日間の模様を凝縮した別冊付録を、「ROCKIN'ON JAPAN3月号(1/30発売)」に封入! 全ライヴ・アクトのセットリストは、そちらに掲載されます。
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公式スマートフォンアプリ登場 COUNTDOWN JAPAN 13/14

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