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昨年に続いて、今年も3日目のEARTH STAGEに10-FEETが登場! お馴染みのSE“そして伝説へ…”の荘厳なオーケストラが鳴り響くとフロア一面にタオルが掲げられ、パンパンに膨らんだ期待感をバーストさせるように一気呵成の“JUNGLES”炸裂! 立ちどころにオイコールが沸き上がり、サビでは「オーーオッ!」と割れんばかりの大合唱。「かかって来いよJAPAN!!」とNAOKI(B・Vo)が怪気炎を上げて、“VIBES BY VIBES”(観衆が一斉にジャンプ! ジャンプ!!)→“2%”(TAKUMA[Vo・G]の「来年どんな年にしたいか、わかりやすい形で見せてくれ!」の呼びかけで壮絶な盛り上がり!)と、ドライヴ感あふれるアンサンブルでEARTHもろともレッドゾーンへ突き進む。誰ひとり疎外感を抱く者を生むことのない、包容力に満ちた全員参加型のパンクロックショー……これが10-FEETだ!

「今年最後ですよ! 明日31日やけど、俺ん中では今日で終わりや。しっかり、やらしてもらいまっせ!」とKOUICHI(Dr・Cho)が頼もしいMCを告げたのち、「アレ、先にやってまおうや!」とTAKUMAが悪ガキのような笑顔を浮かべて、盛大な10カウントからひと足先にハッピーニューイヤー! 祝賀ムードをフライング・ゲットしたクラウドは“super stomper”で一斉にバウンス。立て続けに“1sec.”の高速弾丸ビートが鳴り響き、フィールドの熱量は天井知らずに高まっていくのだった(TAKUMAが切実なヴォーカルを響かせた“その向こうへ”にはとりわけ胸が熱くなった)。終盤は、「来年楽しみなやつも不安なやつも、怖いこと心配事があるやつも、スピードを上げろ! もっとスピード上げろ! 周りが見えんくなるまでスピード上げろー!!」と熱烈に呼びかけた“goes on”で終焉に向かって急加速。オーディエンスは満面の笑顔で飛び上がり、「2013年の哀しみは、来年誰かへの優しさに変えて……最後の曲!」とフルスロットルの“RIVER”でEARTHに沸き返る大合唱&大熱狂! 「長生きせなアカンで! 来年もやろうや!!」と思いの丈を叫んで、勝利宣言のように高々と楽器を掲げるメンバーを万雷の拍手が包んだ。(奥村明裕)





この4日間の模様を凝縮した別冊付録を、「ROCKIN'ON JAPAN3月号(1/30発売)」に封入! 全ライヴ・アクトのセットリストは、そちらに掲載されます。
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