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COUNTDOWN JAPAN 12/13 クイックレポート



12月30日にもここ、ASTRO ARENAに降臨した初音ミク×TeddyLoid。初音ミクとCOUNTDOWN JAPANとの相性は未知数だったが、TeddyLoidの手による最強エレクトロ・サウンドで、蓋を開けてみればASTRO ARENA随一のダンスアクトのひとつになった。二度目となる彼らのステージには前回以上にたくさんのオーディエンスが集結し、新年一発目の伝説となる予感プンプンだ。

初音ミクがスクリーンに姿を現し、“Mikunologie”で彼らの宇宙旅行がスタートすると、ASTRO ARENA中に硬質なビートが押し寄せる。五臓六腑を揺さぶるようなぶ厚い音の波は、この深い時間帯には格別に痛快だ。曲が進むにつれ、フロアの興奮と熱気もどんどんヒートアップ。この特別な宇宙旅行は、先に進めば進むほどスリリングなのだ。ライヴのラストには、TeddyLoid初のボカロ・チューンとなる新曲“SURVIVOR”も披露され、フロアにどこまでも歓喜の嵐が広がっていく。ASTRO ARENAをすっかり掌握しきったTeddyLoidが深々とお辞儀してステージを去ると、オーディエンスは拍手喝采。COUNTDOWN JAPANにまったく新しい鉱脈をもたらす、特別なステージになった。(大山貴弘)