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COUNTDOWN JAPAN 12/13 クイックレポート



COUNTDOWN JAPAN 12/13・MOON STAGE 4日間のラストを飾るのはTHE BOHEMIANS! ビートルズ/ザ・フー/ストーンズ/キンクスをはじめ60年代UKロックンロールへの惜しみない愛がポジティブかつパワフルにあふれ返るボヘミアンズ・ワールドが、1曲目“お気にのチェルシー”から炸裂! さらに“シー・セッド・ヤァ!ヤァ!ヤァ!”の快走ビートと眩しいアンサンブル、そして平田ぱんだの熱唱が、MOON STAGEをロックンロールの楽園に塗り替えてみせる。そのまま止まることなく“太陽ロールバンド”へ! ビートりょうの爆音ギター、本間ドミノ先生のピアノ使い、星川ドントレットミーダウン(B)&チバ・オライリー(と無法の世界)a.k.a.ジャン(Dr)のタイトなリズムが描き出すめくるめく加速度は、“The Comeon”でさらにスリリングに高まっていく。

“明るい村”から極彩色のコーラスが印象的な“おぉ!スザンナ”へ……と、ライブはなおもノンストップで続いていく。“THE ROBELETS”を歌う平田のヴォーカルの艶やかさと伸びやかさ。「今年最初の、ロッケンロール!」と叫び上げてから、麗しのピアノ・イントロとともに流れ込んだ“恋はスウィンギン・イン・ザ・レイン”の《雨あがりに君が綺麗なら/きっと僕なら恋せずにいられない》というサビが放つ途方もない陽性のエネルギー!「ああ、すげえ楽しかった! 年明けて早々、ロックンロールで遊ぶのがこんなに楽しいとは思わなかったぜ!」という平田のストレートなMCに続けて披露したラスト・ナンバーは“ロックンロール”! 轟々と沸き返る情熱そのままに、彼ら5人の音が熱狂の極みへと到達し、「もう一度言わせてくれないか! ロックンロ―――ル!」という平田の絶叫とともに終演……かと思いきや、アンコールを求める拍手に応えて、”That Is Rock And Roll”で5人が再び登場! 《世界中に教えてやろうぜ/BABY, THAT'S ROCK'N'ROLL!!!》……まさにロックンロール生まれたての頃のような感激と躍動感をもって「今」を闊歩するボヘミアンズ。2013年も頼んだぞ! そしてみなさん、4日間ありがとうございました!(高橋智樹)