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COUNTDOWN JAPAN 12/13 クイックレポート


アマチュア・アーティスト・コンテストRO69JACK 12/13で優勝を果たし、COUNTDOWN JAPAN 12/13への出場権を獲得したRAGOUTが、2日目のCOSMO STAGEに立つ。地元・千葉出身、弱冠19歳の4人組なのだが、のっけから広がりのある美しいバンド・サウンドを展開し、フロントウーマン・三浦聡美の透明感のある歌声が溶けてゆく。初めのうちは歌声に緊張感を滲ませていた三浦だったが、2曲目に疾走感に満ち溢れたサウンドで“嘘吐きの世界”(RO69JACK 12/13において数多くの支持を集めたナンバー)が披露され、「僕」という一人称で若き視線が世界との関わりを手探りしてゆくとき、集まったオーディエンスは手を打ち鳴らしてバンドを支える。「ありがとうございます。地元・千葉県出身なんですが、幕張の、こんなに大きなところでやらせて貰えて幸せです。RAGOUT、これからだと思っています!」と、感謝の思いと新たな決意を言葉にする三浦。あっという間の3曲というパフォーマンスではあったが、アクロバティックなアンサンブルで飛び跳ねながら熱を帯びるフィニッシュまで、とても大きなインパクトを残したステージだった。(小池宏和)