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既に後方までビッシリ埋め尽くされている。ネクスト・アクトはLOW IQ 01&MASTER LOW! まずはMASTER LOWの面々がオン・ステージ(今日のドレスコードはチェック柄かな?)。TDC(Dr)のビートに合わせてハンドクラップが起こる中、ハットとコートでジェントルにキメたLOW IQ 01が登場! そして“五日はまた雪(More Speed Ver.)”がスタート。早速、フロアにも手の波が巻き起こる。2曲目は、“GOT LUCKY”。イントロから、激しく「オイ!オイ!」コールがフロアを席巻! すかさずイッチャン、サビをオーディエンスに歌わせる。さらに、伸びやかなメロディの“WAY IT IS”に続いてはじまった“A.A.A.”では、駆け出したNARIがサックスごと転倒するというアクシデントも! 演奏の後、華麗にサックス・ソロも披露していたので、大丈夫だったと思うのだけれど。イッチャンも笑いながら「今日もいいライヴができそうです!」と言い、“So Easy”へ。イッチャンは持っていたビールをNARIにも飲ませていて、ここでまたテンションが上がらずにはいられない“Makin’ Magic”!

その後はイッチャン、またはらりとコートを纏い“Swear”に突入。そして「まぁ、自分で言うのもなんですけど、こないだ40になりました。来年から本厄入ります!」というMCでは、拍手と驚き交じりの歓声が起こる。そりゃそうだ、見てるほうからしたら、奇跡の四十路だもの。さらに、「来年シングル出ます。聴いた?」と問い掛けるも、流石にリリースがまだなので、オーディエンスは微妙な反応。その様子に、「俺ってそんなもんか……。みんなイッチャン大好き?」と弱気に確認してみせると、沸き上がるオーディエンス! それを見て「こんなこと言っちゃうの、俺とさんまさんだけだよ」と笑顔を取り戻し、「せっかくなんで、覚えて帰れよ!(笑)」と、その“DIS IT”を披露! 新曲ながら早速ハンドクラップを巻き起こし、オーディエンスの鼓膜にしっかりと刻みつけた。そして、サウンドチェックからやる予感を漂わせていた“T・O・A・S・T”へ。ばっちりハンドクラップでフロアを満たして、「明日、FBY、よろしくお願いします!」としっかり明日の同僚のステージまで紹介し、前転をクルッとキメて、最後は“LITTLE GIANT”! しょっぱなからオーディエンスに歌わせる。締めでは、シゲのベースをイッチャンが持ち、TGMXのギターをシゲが持ち、TGMXはハンドマイクを持つというスタイルに突入! 彼らならではの祭りを見せて、嵐のようにメンバーは去っていった。(高橋美穂)