メニュー



さあ、遂に開幕となったCOUNTDOWN JAPAN09/10! ここGALAXY STAGEではロッキング・オン山崎洋一郎の挨拶&呼び込みから、PUFFYの登場だ。まずはダイナミックなロック・サウンドで、キャリア初期からのナンバー“ジェット警察”を放つ。もはやお家芸、亜美&由美の張りのあるユニゾン・ヴォーカルがフロアを満たし、歓声が沸き立った。「こんにちは、PUFFYです!初日のトップ・バッターなんで、がっつり上げていきたいと思います」とやる気満々の由美である。 最近のPUFFYはずっとそうだが、それにしても今回のステージはめちゃくちゃにロックだ。チバユウスケ作詞作曲による温かいメッセージ性に満ちた“誰かが”、更にはthe HIATUS細美によるパンキッシュな“Bring it on”と、まさに予告ホームランという感じでぶち上がる。誰もが知るヒット・ナンバーの連打には歌詞を満場のオーディエンスに丸投げしてしまう余裕ぶりだが、この日最後に「フジファブリック・志村くんに書いてもらった曲です」と披露されたのは“DOKI DOKI”であった。先日永遠の眠りについてしまった彼の、捩れながら疾走する必殺の志村節に、フロアが弾ける。ロックで盛り上がるのは不謹慎だろうか。いや、ロックはこんな悲しみのときにこそ、最も力を発揮してくれるのだ。ありがとう、PUFFY。 (小池宏和)