デヴィッド・ボウイ、20万人以上が訪れている自身の展覧会が200館の映画館で生中継されることに

デヴィッド・ボウイ、20万人以上が訪れている自身の展覧会が200館の映画館で生中継されることに

デヴィッド・ボウイのキャリアを回顧するデヴィッド・ボウイ展『David Bowie Is』を開催しているロンドンのヴィクトリア・アンド・アルバート博物館は、今回の展覧会の内容を映画館で生中継するという。

上映日は8月13日で、イギリスの劇場200館で中継公開され、今回の展覧会のキュレーターを務めたヴィクトリア・ブローケスとジェフリー・マーシュ、さらに特別ゲストらによって300に及ぶ展示物の解説や逸話などが紐解かれることになるという。この特別上映プロジェクトは『David Bowie is happening now』と名付けられ、数々のアーティストのライヴ中継企画の演出で知られるハミッシュ・ハミルトン監督が指揮をとり、ピクチャーハウス系列の映画館で上映される。

今回のデヴィッド・ボウイ展は3月23日から一般公開されたが、前売だけで6万7千枚というヴィクトリア・アンド・アルバート博物館にとっては開館150年の長い歴史の中でも空前の売上を記録した。すでに20万人が今回の展覧会を訪れていて、展覧会は8月11日まで公開される。

今回の上映会について館長のマーティン・ロスは次のように声明で語っている。
「今回の展覧会のために遠路お越しになっていただいているお客様も多数いらっしゃいますことから、今回わたくしどもとしてもここで全国の皆さんに一度観て経験してもらう最後の機会を設けようと思い立った次第です。これほどの規模で生中継を企画したことはヴィクトリア・アンド・アルバートでも初めてのことで、デヴィッド・ボウイという現象をできるかぎり幅広いオーディエンスに観ていただくためにこれほど才能ある製作チームと腕を組むことになって大変楽しみにしております」

(c) NME.COM / IPC Media 2013
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