キャロル・キングとのタッグで有名な名作詞家ジェリー・ゴフィンが他界

キャロル・キングとのタッグで有名な名作詞家ジェリー・ゴフィンが他界

キャロル・キングのソングライター・パートナーとして有名な作詞家のジェリー・ゴフィンが6月19日に他界した。ジェリーはロサンゼルスの自宅で息を引き取ったとABCニュースが伝えており、自然死だったとも報じられている。享年75だった。

ジェリーはキャロルとのタッグでソングライター・デビューを果たし、その後、キャロルをはじめとしたソングライターたちとのタッグでトップ40に59曲の作品を送り込むことに成功している。

ジェリーのブレイクのきっかけとなったのはキャロルと組んでザ・シュレルズのために書きチャート1位を記録した"ウィル・ユー・ラヴ・ミー・トゥモロー"で、その後もキャロルとともにボビー・ヴィーの"サヨナラ・ベイビー"、リトル・エヴァのヒット曲でその後、グランド・ファンクやカイリー・ミノーグのカヴァーでも知られることになる"ロコ・モーション"、アレサ・フランクリンの代表曲の一つ"ナチュラル・ウーマン"などの作品を手がけていくことになった。

夫婦関係にもあったジェリーとキャロルだが、68年には離婚。ジェリーはほかのさまざまなソングライターとの間にもヒット作品を生み出すことになり、マイケル・マッサーと書いてダイアナ・ロスの大ヒット曲となった"マホガニーのテーマ"、やはりマッサーとの作品でホイットニー・ヒューストンのヒット曲となった"すべてをあなたに"などの作品を残すことになった。

こうした業績を称えられ、ジェリーは1990年にロックンロール名誉の殿堂入りを果たしていた。
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