ニール・ヤング、音質に不満のアルバムを買い占めて屋根の建材に使ったと明かす

ニール・ヤング、音質に不満のアルバムを買い占めて屋根の建材に使ったと明かす

ニール・ヤングはかつて自分の作品を数千枚買い占めて自分の自宅の屋根の建材に使ったことを認めている。

先頃、サウス・バイ・サウスウェスト・フェスティヴァルで自身の高音質デジタル音源システム「ポノ」の立ち上げを発表したニールは、1978年の『カムズ・ア・タイム』についてマスタリングの事故があったことについて触れ、自分から買い占めてレコードを回収したことを認めている。

『ローリング・ストーン』誌にこのエピソードが事実なのかと訊かれ、ニールは次のように答えている。
「空港の検査を通過しているうちにテープが悪くなったかどうかしたんだと思うんだけど。だから、もう一回マスターのコピーを使わなければならなくなったんだよ。コピーだったけど、本当のマスターよりいい音のままになってたんだ。(最初のマスターの音源は出回ったのかという問いに対して)いや、いや、俺はそれを使ってうちの納屋の屋根にしたんだよ。建材として再利用したんだ」

ポノは高音質デジタル音源ファイルの配信サービス(ポノミュージック)と専用プレーヤーとで構成され、ポノプレーヤーは128ギガバイトの容量を誇り、1000から2000曲の高音質デジタル音源ファイルを収納できるという。このポノプレーヤーについてプレスリリースでは次のように説明されている。
「ポノプレーヤーは、リスニングに特化された、携帯可能な、高解像デジタル音源プレーヤーで、まったく妥協なく設計されているので、ユーザーに最大限での高音質オーディオでスタジオ・マスター音源と同等の音質のデジタル音源を経験することを可能にし、その音楽が持つ本当のエモーションとディテールを再現し、アーティストがレコーディングした形そのものを蘇らせるのです」
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