U2、予定通り新作は今年中にリリースし、ツアーにも乗り出すとあらためて発表

U2、予定通り新作は今年中にリリースし、ツアーにも乗り出すとあらためて発表

ここにきて新作の仕上げの作業が長引いていることが伝えられているU2だが、バンドの事務所は新作が予定通り今年中にリリースされ、ツアーにも乗り出すことを明らかにしている。

バンドは2009年の『ノー・ライン・オン・ザ・ホライゾン』に続く新作制作の仕上げに入っていると昨年から伝えられているが、先週プロデューサーのポール・エプワースやライアン・テダーらと共にスタジオでのセッションを予定していることが明らかになり、新作のリリースもツアーも来年にずれ込みそうだと『ビルボード』誌が伝えていた。

これに対して新しいセッションによって予定が後ろ倒しになることはないとバンド側は発表していて、「U2のアルバムは今も今年のリリースを予定していて、ツアーの日程もまだ決定していません」と『ザ・ガーディアン』紙に明らかにしている。

もともとアルバムは昨年11月には仕上げる予定になっていたが、その後、映画『マンデラ 自由への長い道』用に書いたサントラ曲"Ordinary Love"用にアルバム制作が中断され、作業が長引いていることが明らかになった。その後、ボノは「夏には出したいと思うけど、(中途半端なものにして)誰のこともがっかりはさせたくないからね」と納得のいくまで作業を続けることを明らかにしていた。

さらにジ・エッジも今年に入ってから、まだ仕上がっていない楽曲も含めるとほぼ30曲近く揃っていて、そのうち6、7曲はもう完全に仕上がっていると『ローリング・ストーン』誌に明らかにしてる。エッジは70年代半ばから70年代末にかけての音楽から影響を受けていると明らかにしていて、「豊かな時代だし、ぼくたちも何度か音楽的なインスピレーションを得るために戻っている時代だからね。でも、歌詞的にはダブリンが中心となった作品になってるんだよ」と説明している。

リリースの見込みについては「もうかなり近いところに来てるんだよ」とエッジは説明している。「アイルランドではね、ドツボにはまるという意味で自分で自分のオカマを掘るっていう言い方があるんだけど、そういうことにはなってないから。ただ、100パーセント満足できるまではなにもリリースしたくはないということなんだ」
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