アークティック・モンキーズ、ブリットアウォーズの火の演出を「すげえウケた」と語る

アークティック・モンキーズ、ブリットアウォーズの火の演出を「すげえウケた」と語る - pic by Zackery Michaelpic by Zackery Michael

アークティック・モンキーズのアレックス・ターナーは、2月19日にブリットアウォーズ授賞式で行ったパフォーマンスで火炎装置を使ったのは、主催者側の要望で自分たちの趣向ではないと明らかにしている。

このパフォーマンスではバンドが“R U Mine? ”を演奏している間、後ろでは「AM」という文字を象った火炎が点火されたが、こうした装置は今回限りだろうとアレックスは『NME』に次のように語っている。

「じゃあ、俺たちのライヴでもこれからみんなは火炎を期待すべきかどうかって? たぶん、期待しない方がいいよな。今後、絶対にやらないとは言わないけどさ。なんかもう、すげえウケたよ。主催者側から声がかかった時も、『ブリットアウォーズでライヴやらない?』っていうノリで、条件はAMという文字に火を点けるってもんでさ。だから、まあ、俺たちのライヴに加わる要素になると期待はしないでよ。っていうかさ、俺たちもようやく火遊びの怖さがわかったと、そういうことかな」

なお、バンドは最優秀アルバムと最優秀グループを受賞したが、アレックスは受賞スピーチでロックンロールは不滅だと次のように宣言してみせた。
「あのロックンロールってことだよね。あのロックンロールはどうにもくたばらないんだ。折に触れて冬眠に入ることもあって、沼の底に身を潜めたりするんだよ。だけど、大自然には周期を追って物事が巡っていく法則があるわけで、その一部であるロックンロールにも周期性をもって従わせているんだよ。ロックンロールはいつだって曲がり角の向こう側に待ち構えてるんだよ。ぬかるみを横切って、ガラスの天井を叩き割って、いまだかつてないほどの活力をまきちらしながら姿を現わすんだよ。そう、あのロックンロールだよ、いつの間にか消え失せたように思うかもしれないけど、絶対に息が絶えるはないんだ。だからってどうしようもないんだよ」

その後、行われた記者会見でアレックスは「今日はここに来られて本当に嬉しかったし、楽しかったよ。俺たちの名前に火も点けながら演奏もできて最高だったよ」と淡々と語ったという。

ブリットアウォーズ授賞式でのアークティック・モンキーズのパフォーマンスはこちらから。

(c) NME.COM / IPC Media 2014
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