ボウイの未発表曲についてトニー・ヴィスコンティ、目が覚めるような内容だと語る

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デヴィッド・ボウイのプロデューサーを長く勤め、昨年の『ザ・ネクスト・デイ』のプロデューサーも務めたトニー・ヴィスコンティは、先週、『ザ・ネクスト・デイ』のセッションからは目の覚めるようなトラックがまだ2~3曲残っていると明らかにしている。

トニーは2月14日に開催されたミュージック・プロデューサーズ・ギルド賞授賞式に出席し、ボウイの代理として賞を受けたが、会場でまだ抜きんでたトラックがいくつか残っていることを語り、さらに自身もデヴィッドもアルバムが好評だったことを次のように喜んだとBBCが伝えている。

「みんなのリアクションには本当に興奮したよ。正直言って、最初の一週間は目眩がするような心地だったよ。なんせそれまでの2年間、秘密裏にするには嘘も相当についたからね。自分の嘘もだんだん事実かと思い始めてたくらいだったから!」

「デヴィッド・ボウイがまたアルバムを作るとはもう誰も思わなくなってたから、タイミング的には完璧だったんだよ。みんなもうデヴィッドについては諦めちゃってたから。健康を害しているという噂もあれば、引退したという噂もあり、そうした噂を聴く度に僕は笑いが止まらなかったよ。とっても健康なある男性と僕はスタジオに入って、この人はスランプどころか、アルバム用に30曲も作品を書いてたんだからね」

なお、昨年公開されたアルバムからのサード・シングル“ザ・ネクスト・デイ”のビデオにマリオン・コティヤールとともに出演し、神父役に扮したゲイリー・オールドマンはビデオの出演料はまったくもらっていないことを次のように明らかにしている。

「デヴィッドからメールがきて、やぶからぼうに『1日ほど神父役でもやってみない?』って声がかかったんだよね。報酬はサンドイッチとジュースだったんだよ。撮影も僕の自宅から10分程度のところでやったんだ。お金の話はまったくなかったんだ」

(c) NME.COM / IPC Media 2014
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