元セックス・ピストルズのジョン・ライドンは新しい自伝を出版すると明らかにしている。これまでにも『Still a punk―ジョン・ライドン自伝』を刊行してきているジョンだが、今回の自伝はジャーナリストのアンドリュー・ペリーとの共著となり、10月に刊行を予定している。新しい自伝についてジョンは次のように語っている。

「この本は基本的に真剣にリスクを引き受けようとする人間の生き様についてのものなんだ。俺に倣えば他の人が安全になるように俺は生きてるんだよ。声を上げれば、評価される、そんな時に俺は真っ先に声を上げるやつなんだ。ただ、俺の生きている世界では俺はいつも見過されるんだよ」

版元は大手出版社のサイモン・アンド・シャスターで編集担当のケリー・シャープは次のように出版業界誌のザ・ブックセラーに次のように語っている。
「ジョン・ライドンは1970年代半ばから音楽的にも政治的にも大きなインスピレーションとなってきた人物です。わたしの人生は1977年にセックス・ピストルズのライヴを観て変わりましたし、ジョンの本を刊行するとは夢がかなったようなことです。この本の内容は、意見や驚きに満ちた鮮烈なロックンロールの物語となっていると同時に、史上でも例に見ない稀有な人生を思慮深い達観でもって振り返るものともなっています」

タイトルなどはまだ未定となっている。

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