クイーンのブライアン・メイ、前立腺がんの疑いが晴れたことを明かす

クイーンのブライアン・メイ、前立腺がんの疑いが晴れたことを明かす

クイーンのブライアン・メイは昨年末から続けてきた検査でがんに罹っている疑いが晴れたことを明らかにしている。

ブライアンは先月、背中の痛みを訴えて検査を受けたところ、骨に異常がみつかり、その後前立腺がんの疑いも出てきていたというが、次のように検査の結果を明らかにしたと『クラシック・ロック』誌が伝えている。

「担当の専門医から嬉しい報せがあったんだ。こう言われたんだよ、『きみにいい報せだよ、きみの前立腺の生体組織検査の結果がここに来てるんだけど、がん細胞はみつからなかったよ』ってね」

「というわけで、前立腺に関しては、僕はシロってことになったんだ。いやあ、ほんとにほっとしたよ。スタジオで紅茶で祝杯を上げたよ。いかにもロックだろ?」

さらにブライアンは検査を受けていることを発表してからファンからの励ましについて「こんなに思われているなんてこれまで気づいていなかったよ」と感謝している。

その一方で、フレディ・マーキュリーの未発表音源を使ったクイーンの新作プロジェクトについては次のように語っている。

「一部でクイーンのマジックが起き始めてるんだよ。この身体でそれを感じたんだ。まだきちんと話せないのがじれったくてしようがないけど、でも、今はまだしようがないんだよね」

「ただ、言えるのは今日初めて聴き直してみた音源にはフレディ、ジョン(・ディーコン)、ロジャー(・テイラー)、そして僕が全員で演奏していて、これが未完成に終わったんだけど、まったく存在を忘れていた曲だったんだ」

「ものすごく新鮮な音でね、30年以上前に24トラック・テープでレコーディングしたのをまるでその場で聴き直しているような感じだったよ。聴いているうちに感極まってしまうところがあってさ。世に出してくれってもう作品が叫びを上げてるんだよ」

また、これまで流出してもいない音源であるのも嬉しいところだとブライアンは語っている。
「なんか予感を感じざるを得ないんだよね。しばらくまたクイーンとして活動できるのが嬉しいよ。どんなに少なく見積もっても、今年は面白い1年になるよ」
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