ピクシーズ、脱退したキム・ディールの穴が埋まることなどありえないと語る

ピクシーズ、脱退したキム・ディールの穴が埋まることなどありえないと語る

キム・ディールの脱退後に加入したキム・シャタックが突如解任されたことで波紋を呼んだザ・ピクシーズだが、デイヴィッド・ラヴァリングはキム・ディールの穴を埋めることなど不可能だと語っている。

キム・ディールは昨年6月にバンドを脱退し、その後後任としてキム・シャタックがバンドに加入しレコーディングとツアーに参加したが、キムは11月に突如クビになったことを明らかにしている。その後の後任についてはズワンやア・パーフェクト・サークルにも参加してきたパズ・レンチャンティンに決定しているが、デイヴィッドは音楽サイトの「ブルックリン・ヴィーガン」にパズについて「単純に素晴らしい」と形容している。さらにデイヴィッドは次のように続けている。

「キム・ディールが脱退した後にこの先どうするのという話になった時が一番しんどかったかな。基本的に誰にもキム・ディールの穴埋めなんかやれないんだよ。やろうと思ったところで不可能なことだから。でも、そんな状況のなかでもぼくたちは最善のことをやろうとしてるんだよ」

さらに女性メンバーを迎えることの意味についてもデイヴィッドは「(女性メンバーなしには)ピクシーズとしての活動はやれないよ。それじゃ男っぽくなり過ぎるからね。フェミニンなところがあるおかげで、陰と陽にもなるというかね」

ザ・ピクシーズは先頃、新作EP『EP 2』を突如リリースしているが、昨年9月にリリースしたEP『EP 1』はバンドにとって、04年の再結成時にリリースしたシングル"Bam Thwok"を除けば20年以上ぶりとなる新曲群となった。
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