キッスの黄金時代のギタリストとして知られるエース・フレーリーがニューヨークの郊外のヨークタウンハイツに所有していた邸宅が火災に遭ったという。

火事は12月14日に発生し、消防隊が出動したが、火の手が屋根を貫通することとなり、石造りの建物は相当な損害を被ることになったと「ジャーナル・ニュース」紙が伝えている。また、同紙ではエースがこの邸宅の抵当権をめぐってウェストミンスター郡裁判所で係争中だったとも伝えている。

赤十字は建物の住人に緊急避難施設を紹介したというが、近隣の住民の話では建物には管理人が一人で住んでいたという。火事の際、エースが建物にいたかどうかはわかっていない。エースはキッスのオリジナル・メンバーの一人で、1982年に脱退したが、96年から02年まではキッスのオリジナル・ラインナップ再結成に参加していた。