エジプトを訪れたビヨンセはピラミッド観光を出入り禁止になったという。

元々はエジプトを代表する考古学者でエジプト学の世界的権威であるザヒ・ハワス博士がビヨンセを案内することになっていたが、ビヨンセが博士に無礼をはたらいたためピラミッドから出入り禁止を命じられることになったと『ジ・インディペンデント』紙が伝えている。ハワス博士は次のように語っている。

「わたしが案内する大抵の人にはみなよくしてもらえますし、お友達にもさせてもらえるんですけどね。でも、このご婦人はね……3時に来ると言っていたのに遅れましてね。わたしは『遅刻して申し訳ありませんと、それくらいは言ったらどうだ』と申しましたが、口を開こうとさえしませんでしたよ。

わたしはカメラマンを同行させていたのですが、あっちもカメラマンとボディガードを連れていたのです。わたしのカメラマンが写真を撮り出すと、ボディガードが『ちょっと待った！ ここでなにをやっていいのか決めるのはそっちじゃなくてこっちだ』って言い出したんですね。それでわたしは『そういうことなら、おまえはわたしのカメラマンを今殴打しかねなかったこともあるし、礼儀もわきまえていないから帰ってくれ。わざわざ私が案内するということも断る』と言いました。それから、ビヨンセという人物は大馬鹿者だと言い残してその場を立ち去りました」

なお、ビヨンセはドキュメンタリー作品『Life Is but a Dream』を予約したファンに配信していた新曲"God Made You Beautiful"を先頃ラジオでも公開しているが、新作アルバムのリリース予定などについてはまだ明らかになっていない。アルバムでコラボレーションをしているニーヨはアルバムからなにを引き出したいのか「まだ探っている」段階だから、しばらくは待たなければならないだろうと6月に語っていた。

さらに最近ビヨンセとのコラボレーションを行ったというファレル・ウィリアムズはもう少しで仕上がるのではないかと語っている。ファレルはビヨンセの新作の内容は「クレイジー」だが、完全にビヨンセが満足するまでは中身も明らかにならないだろうとコメントしている。

ビヨンセはこれまで"Grown Woman"、"Standing on the Sun"などの新曲をスーパーボウルのハーフタイム・ショーやベルギーでのライヴとともに公開している。

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