マライア、『アメリカンアイドル』のニッキー・ミナージュとの共演は地獄だったと語る
2013.11.15 17:45
マライア・キャリーは今年の1月から5月まで放送された人気オーディション番組『アメリカン・アイドル』で審査員を務めた経験を「サタンと働かされて地獄みたいだった」と語っている。
マライアは今シーズンの『アメリカン・アイドル』の審査員を務めた際、同じ審査員を務めたニッキー・ミナージュと激しく火花を散らしたことで話題になったが、このことを11月13日に出演したラジオ局「ホット97」の番組で次のように振り返っている。
「正直言って、ほんとに嫌だった。だって最初は審査員も3人だと思ってたから。でも、くらっとするような金額をちらつかされて、『じゃあ、いっか。ランディ・ジャクソンも出てるし、ランディならずっと知ってるし。ランディとはわたしのベースをずって弾いてくれてた仲だし。大変な仕事じゃないから。特にどうってことないはずよ』って思ったのね。でも、全然そういうことじゃなかったの」
その後、マライアとニッキーはなにかというと衝突し、ニッキーはカメラが回っていない時には「わたしに拳銃があったら、あのビッチ撃ち殺してやる」とわめいたことなどが伝えられた。その一方でマライアは番組中、ニッキーには全米チャート1位の曲がないなどニッキーへの嫌味を連発し、ニッキーもツイッターでマライアについて「情緒不安定女」「陰険」などとなじっていたことで知られている。
こうした日々を振り返ってマライアは「まるで毎日地獄にサタンと仕事をしに行くような心境だったわ」と語っている。ただ、オーディションの対象となった「出演者のみんなのことは大好きだったのよ」とも明かしている。
なお、マライアは新作『The Art of Letting Go』の制作を進めていて、先頃タイトル曲"The Art of Letting Go"を公開しているが、『アメリカン・アイドル』には二度と出演したくないと次のように語った。
「わたしはスタジオにいる方が好きだし、自分のツアーなどに出る方が好きなの。だから、戻るならそっちね」