デイヴ・グロール、“オール・アポロジーズ”を聴いて泣き出した体験を語る

デイヴ・グロール、“オール・アポロジーズ”を聴いて泣き出した体験を語る

好評発売中のニルヴァーナ『イン・ユーテロ』20周年記念エディションのリリースに伴い行われたデイヴ・グロールとクリス・ノヴォゼリックのインタヴューを、『ロッキング・オン』12月号で掲載している。そのなかで、『イン・ユーテロ』の経験から学んだことについて問われたデイヴ・グロールは、次のように答えている。

「カートが亡くなった年の夏、デトロイトのロラパルーザに行ったんだ。あの頃の俺は、誰にも気付かれなかったし、他にも3万人くらいいる中で、でかい円形演技場の客席に座って次のバンドが出てくるのを待ってたんだ。そうしたら、“オール・アポロジーズ”がかかってさ。観客全員が曲に合わせて一緒に歌い始めたんだ。俺は泣き出してしまったよ。カートが亡くなってまだ日も浅かったし、あのアルバムからは、エモーショナル面でものすごく大きなインパクトを受けたから。今でも聴くのが辛いんだ。アルビニのレコーディング技術やミュージシャンシップの素晴らしさはよくわかるよ。でも、あのアルバムが俺達にとって最後のアルバムになってしまったという事実に、いつも心が張り裂けそうになるんだ。あの作品以降も、俺達はもっとアルバムを作れたはずだと思うから」

ニルヴァーナ『イン・ユーテロ』20周年記念エディションは好評発売中。

『ロッキング・オン』12月号の詳細はこちらから。
http://ro69.jp/product/magazine/detail/91296
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